未来はどうなるか分からない。だからこそ強くなれたと思う。

シングルマザーとしての日々

ここ数年「まさかこうなるとは思わなかった」の連続です。


10代の頃結婚願望が皆無だった私が、まさか結婚するなんて思いもしなかった。

入籍した頃には元夫にすでに不倫相手がいて、娘妊娠中もずっとその不倫を継続させていたなんて思いもしなかった。

元夫や元夫家族が、入籍した途端に別人になるなんて思いもしなかった。

自分は親となったのに離婚するなんて想像もしてなかった。

離婚後すぐ入れると思ってた保育園に入るのが約1年もかかって、その保育園にも公共交通機関で数10分かけて通園することになるなんて思わなかった。

そして、あれだけ悩みに悩んだ離婚。

「離婚を選べば不幸になる」と身内に言われ続けたのに、離婚した今が人生で一番幸せになっているだなんて思いもしなかった。


想像しなかったことばかり。

未来ってわからない。

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選択の連続の中で強くなったと思う

特に娘アプちゃんが生まれてからのこの3年は選択の連続。

離婚に関しても、調停を進める中で自分の中で覚悟しないといけないことの連続。

昔の私は自分で選択することを避けていました。

自分の意見に「誰かに嫌われたり批判されてまで押し通すような価値」はないと心から思ってた。

失敗したくもなかった。

(ちなみに元夫も失敗をしたくないタイプだった。)

最初から夫にとって私は「嘘をついて欺いておけばいい存在」だった。今までの自分って一体なんだったんだろう。

不倫発覚当初の私はそう感じていて、毎日虚しかった。

そう感じていたのは、人生の評価ベースが常に他人(元夫)にあったからだと思うのです。

自分に価値を感じられなくて、ほんとに弱かった。

「自分の人生の舵を人に握らせたらいけない」という言い回しがあるけどその通り。

自分で選ぶ勇気がなくて誰かに選んでもらった選択は、積もり積もって自分に返ってくると離婚を通して知りました。

ここ数年でアプちゃんのおかげで評価ベースとしての自分軸を持てるようになりました。

失敗はしてもいい。

そこから学んで、次に活かせばいい。

アプちゃんは興味がある事には失敗を恐れずにガンガンいっている。

失敗して思い通りにいかない時は、まだまだ3歳なので本人はイーッ!となりイライラしている様子。

でも見守ったり声をかけていると気持ちを立て直してまた挑戦していく。

それを見ていると、未来が分からないからこそ私も今を真剣に生きないとなぁと思う。

通りすがりのおじいさんに言われた「まだ何度でもやり直せるね」という言葉

離婚を決める前、地域のイベントでたまたま出会った90歳オーバーだというおじいさんと雑談をしていた時、こんなことを言われました。


「まだ30歳かぁ。まだ3回くらい人生やり直せるね、いいなぁ。」

「何にでも、やりたいことは挑戦しなさいよ。」


おじいさん的に、20年くらいで人生やり直しを1回する計算。

20歳×3+30歳=90歳。

だから3回はやり直せると。

それを言われた頃はまさに離婚で人生の進路変更をするのか、それとも自分の気持ちに蓋をして「どんな状況でも両親が二人そろって育てるのが子供の幸せ」という神話を遂行するのかでものすごく悩んでいた時期。

何処の誰かも知らないおじいさんだったけど、「まだ人生3回くらいやり直せる」という言葉がグサッと心に突き刺さった。

当時は毎日悩んでいたから、私の表情に出ててそういう言葉をかけてくれたのかもしれない。

もしそうならば鋭い観察眼のおじいさんです。

(戦争経験者だろうし、何かそういう勘が鋭かったのかな。)

言葉を受けて、色々考え最初に始めたことがこのブログ。

はじめて本当に良かった。

変化を恐れない自分でいたい

未来は誰にも分からない。それは決して悪いことではない。

だからこそ、変化を恐れず受け入れる柔軟性を磨いていけたらなと感じます。


コメント

  1. しま より:

    私も今年離婚をして、思うことが同じ過ぎてSNSで初めてコメントしました
    励まされましたありがとうございます