メイク迷子を卒業するために「際立たせるパーツ」を決めた|似合うメイクは一つでいい

美容・健康

ずっとメイク迷子でしたが、アラサーになってようやく方向性が見えてきました。

雑誌を見ては最近のメイクを練習してみたり、とりあえずプチプラでいろんなメイク道具を試してみたり。

そうしているうちに気が付いたのは、誰しもここを際立たせると表情が輝くというポイントがあるのだろうということ。

今までメイク迷子だったのは、「メイクアイテムを増やしメイクのバリエーションを増やす」ということにこだわっていたからでした。

「色んなバリエーションのメイクを使いこなしている」というのももちろん素敵。

でも、「自分の魅力を際立たせるアイテム」を厳選出来るようになってからはメイク迷子を卒業できました。

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メイクしていても「化粧しないの?」と言われ続けた

ァンデも塗って、アイブロウをして、アイシャドウも塗って、マスカラも塗って……

それでも言われる「化粧したらいいのに、しないの?」という言葉たち。

10代20代はずっとそんな感じでした。

メイクの技術うんぬんよりもメイクに対する認識がそもそも間違っていた

若いころの私はとにかく「目」を目力が命だと信じていて、雑誌通りのメイクをマスターすればいいのだと思ってた。

際立たせるパーツ探し

きっかけは忘れたけど、20代半ばの頃に思い切って肌以外は一つずつのパーツしか化粧しない状態で過ごして周りの反応を見るという実験をしたことがあります。

メイク迷子を卒業したくて、どんなメイクが客観的に似合うか聞きたかったから。

「肌+一つのパーツ」以外はすっぴん!

周りの反応はこんな感じ↓

  • 眉だけ→「ニューハーフみたい」
  • 目だけ→今まで通り「化粧しないの?」(なんでだろう)
  • チークだけ→「幼い」
  • 思い切って肌だけ→案外好評!
  • リップ→「あか抜けた」


目元メイクなしでリップだけが一番おしゃれにみられた。

クマ体質だからコンシーラーで頑張って隠してたのも、思い切ってコンシーラーを辞めてリップだけの方が明らかにクマが目立たなかった。

視線がリップに誘導される分クマの印象が薄れたからです

今まで目元に力を入れすぎたせいで、余計に自分の欠点に周りの視線を誘導してきていたんじゃないか。

この経験でやっと気づきました。

「メイクは印象操作なんだ!なりたい顔になるためにするわけではなかった!!」



メイクは印象を操作するもの

お化粧は決して「メイク雑誌と同じ顔になる」ためのものではありません。

欠点を強調せず、長所を目立たせるためのものなのだと思います。

洋服と同じ。

「モデルさんに似合う服」より「自分に似合う服」を買う方が良い。

あくまでベースは自分の顔。

その印象を素敵にするにはどのパーツに力を入れたらいいのか。

私の場合、それははっきりした色のリップでした。

プラス、ツヤ感のある肌を作ること

決して盛り盛りのマスカラではなかった。

自分なりのメイクの柱

老けて見えるパウダリーファンデ→クリームファンデに替え、綺麗な色のリップをつけ、その他はかなり控えめに。

それだけで「変わったね!」と言われるようになった。

自分に自信を持てるようにもなった。

今後マットな肌が流行ろうと、ヌーディ―リップが流行ろうと、下手に手を出すことはないんじゃないかな。

「ツヤ肌+キレイ色リップ」が自分のパターンの柱。

その柱をベースに、細かい部分は時代の流行りに合わせる。

そう決めてしまうと、メイクアイテムもかなり減ってポーチが軽くなった。

節約アラサーの愛用コスメ|節約と美肌メイクの両立はできるか検証
月当たりのメイク費を計算してみました。自分では「厳選アイテム」と自信を持っていたけれど、実際のひと月当たりのメイク費はいくらだったのか?

アイシャドウをグラデにする時間も要らなくなり、メイク時間はかなり短縮。

最近シュウウエムラのリップを使い始めてからは、ますます毎日が楽しいです。

女性はやはり、自分のためにメイクすると気分上がりますよね。

私とは逆で「目をばっちりした方が輝く人」もいれば「血色を抑えたヌーディ―メイクがばっちりはまる人」もいるでしょう。

メイクの仕事をするのなら別だけど、雑誌に載っているメイクを全て網羅する必要はないのです。

ファッション迷子に捧げる本「似合う服がわかれば人生が変わる」

似合う服がわかれば人生が変わる」は、服だけでなくメイクにも応用できる考え方を教えてくれる本。

「たかが服、たかがメイク」という考え方を捨てるきっかけになった本です。

その日の気分を左右する力をもつ「ファッション」について、アメリカで活躍しているスタイリストさんが色々教えてくれる。

ノートを用意して、本著に書かれている質問に答えたものをたまに眺めています。

迷子状態からひとつの方向を獲得した状態へと面白いように変わっていきます。

私はファッションやメイクに迷った時、この本を読み返している。

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人に似合うより「自分に似合う」を極めたらいい

自分の顔の長所・短所を観察して、色々試してみてください。

自分に合うメイクが分かってくると毎日の楽しさが少しアップするし、自分のことが少し好きになれます。