心を打つラブソングは「恋」じゃなく「愛」を歌っている

恋愛ソングイメージ画像 子育て

巷には数えきれないほどのラブソングがある。

その中でも、初めて耳にした瞬間に心を鷲掴みにされるような曲ってある。

「好き好き!あいしてる~!大好き~!」みたいな、歌詞よりもキャッチーなリズム重視なラブソングも嫌いじゃないんだけど、そういう曲って繰り返し聞いていると結構すぐ飽きが来ちゃう。

(個人的には。)

かたや、心に迫るような、なぜこんな素敵な歌詞が書けるんだと感情が揺さぶられるようなラブソング。
かたや、ノリやリズムは好きだがそのうち飽きて聞かなくなるようなラブソング。

何が違うのか。

それぞれの歌詞について考えているとき、前者は「恋」・後者は「愛」を歌っているんじゃないかなと思うようになった。

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「恋」や「愛」の定義とは?

「恋を定義してください」とChatGPTに聞いてみました。

ChatGPT
ChatGPT

「恋」とは、一般的に他者に対して強い愛情や情熱、関心、憧れを抱く感情を指します。
この感情はしばしば、相手に近づきたい・理解されたい・一緒にいたいという願望を伴います。

さらにChatGPTさんが恋に関する要素を以下の4つに分解し、解説してくれましたので転記します。

1.対人への強い関心

恋は、ある特定の人に対して強く惹かれることから始まります。その人の言動、存在、外見、価値観などに特別な魅力を感じます。

2.一緒にいたいという欲求

単なる好意以上に、「もっと知りたい」「触れたい」「そばにいたい」という身体的・心理的な接近欲求を伴います。

3.期待や理想化

恋の初期段階では、相手に対して理想を重ねてしまうことが多く、現実よりも美化して見る傾向があります。

4.心の揺れ

恋は、嬉しさ・不安・ときめき・嫉妬など、感情の揺れ幅が大きくなる体験でもあります。


なるほど、これらは親子や友情間の「好き」にはこれは当てはまらなさそうですもんね。

恋と愛の違いについてはどうでしょう。
ChatGPTに比較してもらいました。

関心の中心自分の気持ち相手の幸せ
感情の性質ときめき・高揚・不安安心・受容・不安
持続性一時的継続的


「恋」の項目見ると、大学生がサークル内で繰り広げる不安定な恋愛なんかを想像しちゃいますね。
(一応断っておくと、アンチ恋というわけではないです)

これがChatGPTが作った恋の歌だ!

「ポップバラードで恋の歌お願い」と依頼してみた。

ChatGPT
ChatGPT

以下はポップバラード調の「恋」をテーマにしたオリジナル歌詞です。
恋特有のときめきや切なさ、まだ不確かな想いを描いています。

「キミに恋して」(作詞:ChatGPT)

1番
目が合うだけで 胸がざわつく
ただの友達 それなのに
言葉選んで ぎこちなく笑う
いつから こんなに気になるんだろう

プリコーラス
名前を呼ぶ その声に
心が ふいに揺れる

サビ
キミに恋して 気づかないふり
してたのは 自分のためだった
でももう 隠せない
この想いが あふれそうなんだ
キミのすべてに 触れてみたい


2番
偶然みたいに 近づく距離が
嬉しくて でもこわくて
他の誰かと 笑い合うキミに
やきもちなんて 似合わないのに

プリコーラス
「好き」ってまだ 言えなくて
でも このままじゃいられない

サビ
キミに恋して 眠れぬ夜に
繰り返す「もしも」のシナリオ
届くかわからない
けど今だけ 夢を見させて
キミがふいに 振り向くその日まで


ブリッジ
強くなりたい キミの前で
ちゃんと 自分でいたいから


ラストサビ
キミに恋して 初めて知った
こんなにも世界が輝くって
勇気を出すよ いつか伝える
この胸に芽生えた気持ちを
キミに出会えて よかったんだ


ほんと、AIは多芸です。

これが「愛」をテーマにするとどうなるか?↓

「ただ、そばに」(作詞:ChatGPT)

1番
ふたり歩いた帰り道に
小さな未来 灯る気がしてた
何気ない言葉も ぎこちない沈黙も
全部が あたたかかった

プリコーラス
誰かのために笑うって
こんなにも 優しくなれるんだね

サビ
ただ、そばにいる それだけで
心が満たされてゆく
何も特別なことじゃなくていい
君のとなりで 生きていたい
それが「愛」と気づいたんだ


2番
泣き顔見せた夜もあった
強がりだけじゃ 守れないと知った
つまずいた日々さえ 意味があった気がする
君が そこにいてくれたから

プリコーラス
完璧じゃなくてもいいと
初めて 本気で思えたんだ

サビ
ただ、そばにいる それだけで
弱ささえ愛しくなる
遠回りでも 迷ってもいい
君と描く明日があれば
それでいいと 思えるんだ


ラストサビ
どんな言葉も追いつかない
この胸の温もりには
いつか終わりが来るとしても
今、この瞬間を
君と分かち合いたいんだ
それが「愛」と信じたい


「キミに恋して」と「ただ、そばに」。
恋と愛の違いを表現できるAI、すごい時代が来たもんだ。

自分にとって心を揺さぶられるものは大切にしたい

娘と出会ってから、この世に「愛」というものが存在するんだ!と衝撃を受けました。

それ以降、心に刺さるラブソングは子供への愛を歌ったものにしか聞こえなくなりました。
もちろん、当てはまらない歌詞もあるけれど。

世の中の親はそういう人多いんじゃない?

例えば、秦基博さんの「ひまわりの約束」

ガラクタだったはずの今日が ふたりなら宝物になる

ここの歌詞がもう、めちゃくちゃ刺さる。

自分の持っている気持ちを、「こんな表現ができるなんて」という風にドンピシャに言語化をしてくれている。

こういうのを才能と呼ぶのでしょうね。

以前テレビを見ていたら、老齢のご夫婦が一番好きな歌にこの曲を挙げていた。

「この歌以上に長く連れ添った日々を表現している歌は知らない」という旨のことをおっしゃっていたように記憶している。

とても素敵だなと思った。


他にも、MISIAさんの「アイノカタチ」

時にぶつかりすり減って そしてまた 埋め合っていけばいい

娘がMISAが好きでよく聞いていて、「ずっとずっと大好きだよ、ママが心の中で~」といたずらな顔で替え歌してくるのがもう幸せすぎる。

きっと何年たってもこの歌を聞くたびに、そのことを思い出して幸せな気持ちになると思う。

子どもに怒りすぎたなと反省してる時に聞いたりすると、目先のことで怒るよりもっと大切な親としての一番大事な役割があるじゃないかと再確認することができる。

激ハマりしている「アイノカタチ」を一日に何度もアレクサに流してもらいながら、そんなことを考える毎日です。

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