我が家の娘は5歳。
お雛様を出すのも今年で5回目です。
節分も過ぎるのでそろそろお雛様を出さねばならない。
のだけれど、めんどくさい!
お雛様のここが後悔
お雛様自体を買ったことに後悔はないのだけど、もっと考えて買えば良かったな〜と毎年思う。
サイズ感
でかい。
物理的に飾れる場所が今の家では一箇所しかない。
1段飾り(?)というのか、お内裏様とお雛様しかいないやつです。
でもでかい。
立派な台があり、屏風があり、小物があります。
収納場所も、寝室のミニクローゼットがお雛様に占領されている。
そもそも地震来たときに死なないよう物は極力置かないようにしているのに、お雛様……。
下に理由は書くけれど、寝室にしか今現在お雛様を出す場所がなく、寝ているときに自身がきてお雛様の屏風が飛んできたら怖いです。
(台は固定してあるから多分大丈夫。)
どうせなら一番過ごす時間の長いリビングに置きたいので、追加でカジュアルなものを検討中です。
↓こんなの可愛くてインテリアの邪魔もせず、子供が手にとって遊べそう。
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時代に合う選択肢を検討しなかった
我が家の雛人形は昔ながらのザ・雛人形。
取り扱い時は手袋をはめ、直射日光NG・日陰に置かねばならない美術品です。
リビングは日当たりが良い&子供が遊んで物をぶつけるだろうという理由から置けません。
寝室の片隅にぼんぼりを灯して飾ります。
正直その存在は子供にとって空気……。
しまったり出したりする労力は結構なものなのにな。
サイズ感もそうですが、もっと自分の暮らしに合う物を選べばよかった。
ちょっと調べれば、専門店なんて行かなくても楽天で今の暮らしに溶け込むお雛様、たくさん売っています。
↓こんな感じのがきちんと感&カジュアル感のバランスが取れてて好き。
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豪華であればいいわけではないですよね。
手入れしやすい・保管しやすい・子供がちょっと手にとって遊んでもいいような物を選択すべきでした。
豪邸に住んでいて、どうかな床の間があって、豪華お雛様が様になる家に住んでいればいいんです。
悲しいことに庶民なんです。
高い美術品目的なら、博物館や美術館でこの時期よく開かれるお雛祭り展示的なものを見に行けば豪華なものを見せてあげられる。
「豪華なお雛様を所有したい!」という欲は子供ではなく親にあるのではないかな。
「娘が喜びますよ」というセールストーク
「女の子はやっぱり自分の雛人形は特別ですよ」
「赤ちゃんのうちは分からなくても、幼児になれば自分の宝物になりますよ」
「飾るのを手伝ってくれますよ」
5歳ですが今の所そんな気配一切なし。
思い返せば私自身、お雛様を出すのを手伝わされるのが苦痛でしたからね。
「面倒くさい」と言われながらお雛様を出す親の姿を見て、「じゃあ出さなきゃいいのに」と思ってた。
だから私も内心娘のお雛様出すの面倒くさいと思うけど、口には出しません。
そして、我が子のお雛様に関しては私の両親の強い希望でお金を出してもらったのであまり文句は言えない。
でもね、飾る・保管するのは自分。
両親には「立派なお雛様がないと可哀想」とものすごい言われたけれど、周りに聞いてみるとそうでもない。
ひな人形店のおばあちゃん店員さんはとにかく立派なものを勧めてきた。
「小さいもの希望」と言っても「大きい方がお嬢さんが大きくなったときに喜ぶ」と。
何十万をお雛様に払うなら、お雛様は最小限のものを買って代わりに余った予算で毎年子供の好きなものやお花を用意してお雛様パーティーの方が娘は喜んだのではなかろうかと今では思う。
結果論ですが。
処分するとき困る
まだまだ先の話ですが、いずれ処分するときが来るはず。
- 子供が成人した
- お雛様を飾らなくなった
- 子供が厄年を無事越えた
処分し時はそんな感じらしい。
燃えるゴミに出すなんてできないし、人形はお焚き上げ場所を探すことに。
大きい屏風なんかは売れるのかな?
邪魔だけど、簡単に手放せるかな?
おそらく、子供より私のほうがなんだかんだお雛様に思い入れが出来ていると思うので、処分は大変そう。
産後のあまり回っていない頭で買ったのがそもそもの間違い
きっと今買うなら店員さんに進められようが何だろうか「一旦家に帰って考えます」と言っていたでしょう。
そもそも何故店舗しか見なかったんだろう。
ネットで比較検討し、実際の暮らしと照らし合わせ、もっと慎重に買ったでしょう。
買ったこと(両親が買ってくれたこと)自体に後悔はありません。
しかし、もっと別のお雛様にすべきだった。
めんどくさいなどと思わず、ワクワクしながら出せるような、子供がちょっと乱暴に扱っても大丈夫なもの。
産後のあまりの頭の回らなさ・体調不良の中大きい買い物をするのはリスキーです。
前もって考えておくべきだったな。
ちゃんとしたお雛様を買うメリットもある
子供には本物をできるだけ見せてあげたいと思っています。
本物の自然、芸術、歴史的なものなど、子供の心の中で何かが育ってくれるだろうと思しきもの。
伝統的なお雛様は芸術の塊。
着物、屏風、小物、雛人形自身。
そういう意味では、自宅にお雛様があるというのは良いことなのかもしれない。
家族が子供の健やかな成長を願って高いお金を払ってくれた。
その事実が子供の自己肯定感を育む一助になるかもしれない。
日本の伝統工芸に興味を持つきっかけになるかもしれない。
お雛様を出すたびにその意味を伝えることで、愛されている実感につながるかもしれない。
今年もそのへんのメリットを活かすべくお雛様を出していきたいです。
でもやっぱり、出産前に戻れるならもっと違った形のお雛様を買ってたな〜。
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