子どもといると「小さなことが幸せ」ってほんとだなと思う

子育て

今日は30度近くまで気温が上がって暑かった。

小学3年生の子どもを迎えに行って帰宅する途中にスーパーがある。
特別に今日はそのスーパーで冷たい飲み物を買って飲みながら帰ろう!という話になった。

私はそういう時はコーヒー一択なのですぐ何買うか決まったけど、子供がなかなか決まらない。

豆乳のきなこ味にしようか、こっちの見たことないマンゴーのやつにしようか
紅茶もいいしやっぱアイスクリームにしようかな

と棚を行ったり来たり。

子どもって「なんでもいいじゃん」ってことで真剣に悩む。

「候補5個までに絞った!」とか言いながらめちゃ悩む。

時間がなかったらきっとイライラしてくる気しかしないんだけど、今日はもう予定もなく家に帰るだけ。

だから心穏やかに待ちながら観察できた。

スーパーで好きな飲み物買う、たったそれだけなのに目をキラキラさせて、特別な一本を厳選している。

子どもが大人から見て「早くしなよ……」と思うような行動をしている時って、子供の目がキラキラしてること多いなと感じます。

そして、こういう時に子供っていいなと羨ましくなる。

結局マンゴーに決めたようで、お会計して外に出てから、「よく振ってお飲みください」の表示見てマラカスかとつっこみたくなるほどにシャッフル。

一口ずつ交換したけど、マンゴーのやつはもんのすごい激甘ドリンクでした。

子どもは私のコーヒーを「苦いねぇ」と言ってました。

家まで結構な坂を登っていくので疲れるんだけど、夕方の熱い空気と涼しい風の中、一緒にドリンク飲む時間はなんだかとても楽しかった。

寝るまで何度も「今日は楽しかったね!また買ってね!」と言っていたので、子供にとっても良い感じだったみたいです。

色々体験させたいと車で遠出をしたりしますが、案外大人になった時に思い出す子供時代の幸せな思い出と言うのはこういうことなのかもしれないと感じました。

自分自身の子供時代を思い返しても、嬉しかったことって旅行とかじゃなく日常のほんの些細な事だったりするもんね。

体験格差ってたまにニュースでやってますが、ディズニーに行けなかったら幸せではないみたいな価値観はなかなか幸せのハードルが上に設定されているなと報道見ると思う。

もちろん特別な体験も与えてあげたいけれど、小さな日常の幸せの積み重ねももっと大事なんじゃないかなと、子供のキラキラお目目見ると感じます。

そしてそれは今日みたいに大人の側に余裕がないと、見過ごしてしまうから気を付けないとと思う。

子どものキラキラした目ほど親を幸せな気持ちにさせるものってない。

仕事の忙しかった子供の保育園時代、私はたくさんそれを見逃してきてしまったんだろうなと後悔しています。

だから、明日も見逃さずに、積み重ねていきたい。

コメント