子供がプリキュアを卒業する日【誰かを座らせるための心の椅子が出来ていく】

子育てから学んだこと
Image by Bessi from Pixabay

年長さんの娘が唐突にプリキュアを卒業しました。

去年までは保育園で元気にプリキュアごっこをし、工作で自作の武器を作り、毎週欠かさず見ていたプリキュア。

それが急に「プリキュアつまんない」と。

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そもそもプリキュアの対象年齢って?

娘が2歳の頃から見ていたプリキュアですが、「HUGっと」や「ヒーリングっど」なんかはちょっと大人も意識した作りだったり。

「メインターゲットは5歳」といつか聞いたことがあって調べてみたけど、いまいち分かりませんでした。

(メインターゲットが5歳なのは「おかあさんといっしょ」だったかも?)

原点回帰?なのか、今年のプリキュア(デリシャスパーティー)は確かにちょっと子供っぽい。

それもあっての「プリキュアつまらない」なのかな〜。

今大好きなアニメは、ポケモン・ドラえもん・コナン

おかあさんといっしょも最近ではあまり興味を示さない。

あんなに大好きだったのにな。

来年は小学生で、どんどんお姉さんっぽいものが好きになってきている。

ちょっと前に終わった「ビッ友戦士 きらめきパワーズ」はドハマリでした。

プリキュアのTシャツや下着なんてもう見向きもされずに今年度一回も着ていません。

一緒に見に行ったプリキュア映画で感動して泣いていた娘との思い出だとか、動画に残っている必死でエンディングのダンスを踊る姿が脳裏をよぎる。

まぁ、来年大人っぽいプリキュアだった場合またプリキュア熱が再発する可能性もありますが。

心の椅子に座るキャラクターたち

プリキュアは大人である私も胸が熱くなるような展開が多く、考えさせられたり娘と一緒にときめいたりしてきました。

娘の心の中にいてくれたプリキュアやおかあさんといっしょは、次に控えていたポケモンやドラえもんたちに場所を明け渡してくれたのでしょう。

ぞうのエルマーの翻訳者・渡辺茂男さんの言とされている「実在しない生き物が子どもの心に椅子を作り、それらが去った後に実在する大切な人を座らせることができる」という言葉の通り。

少しずつ、心の椅子に大切な誰かを座らせるための成長なんだろうなと思うと……

おとなになった頃、どんな椅子が出来上がるのかな?

ポケモンのぬいぐるみを一生懸命お世話しているあたり、まだ空想の世界を楽しんでいる。

ただその世界は毎日目に見えないくらい少しずつ、大人へと向かっていっているのでしょう。

その世界の端を共有させてもらえるということほど幸せなことってないなと思う今日このごろでした。

コメント

  1. ユモン より:

    日曜朝のテレ朝系アニメとして放送されているプリキュアですが、個人的には、小学生になってもアニメ好きなら見続けてもいいかなと思います。
    ちなみに僕の友達はセーラームーン世代ですが、プリキュアが好きな女友達なら少しだけいます。
    余談ですが、あまりアニメ化されない女の子向けのキャラものでもサンリオあたりなら絵柄が子供っぽ過ぎず、女子小学生や大人女子のキャラものとしても十分受け入れやすいかなと思います。