我が家の4歳児は眠りにつくのが苦手。
そして朝起きるのも苦手。
赤ちゃんの頃から「眠りのリズムを整える」という点に関して、言い尽くせないほどの努力をしてきました。
それがここ最近自分で起きて自分で寝るリズムが生まれてはじめて付きました。
感動!
きっかけは「目覚まし音をJ-popに変えた」こと。
4歳児の早寝早起きが実現するまでの流れ
目覚まし音を「日本語の歌」にした
親である私自身、最近早起きができず朝活ができていなかった。
なのですっきり目覚める方法を探していたら、こんな情報を目にしました。
目覚まし音はベルなどの不快なものではなく、耳慣れた言語のテンポ100~110あたりの音楽にすると良い
理由としてはこんな感じとして私は納得しています。
- ベルで強制的に起こされる不快感では起きるのが嫌になる
- 好きな音楽ですっきり目覚められる
- 耳慣れた言語で脳が反応する
- テンポが早すぎず遅すぎずで体が目覚める
確かにスマホの目覚ましで「出来るだけ自分が起きそうな音」として選んでいたのはけたたましい系のベル音です。
しかも結果は見事な二度寝。
試しにゆずの「Yesterday&tomorrow」を目覚まし音にしてみたらやばいほど爽快に起きられる。
お気に入りJ-pop音楽を目覚ましにするのは起きられない大人は一度は試してみてほしい。
イントロで気持ちよく意識が浮上して、音楽が終わるまでベッドの中でストレッチ。
そして前向きな歌詞を聞き終わる頃には1日がいい気分で始められる。
これはいい!
子供に起きてほしい時間には子供の好きなおかあさんといっしょの「あさごはんマーチ」でもかけてみよう!
そう思いながらYesterday&Tomorrowを布団の中で聞いていたJ-pop目覚まし生活一日ですが、私の目覚まし音楽と一緒にフツーに子供が起きてきた。
しかも普通にベッドを降りて、自分でお茶自分でくんで悠々と飲んでた。
今までは何度起こしても起きてくれなくて抱っこでリビングまで運んでたのに。
たったこれだけで起きてくれるとか、今までの苦労は!?って感じ。
その後も普通に音楽が流れると起きてきます。
おかげで朝がゆったり余裕に。
早起きしたら早寝も習慣になってた【子供が自分でルーティンを作る】
「もう少し寝ててもいいよ」
といっても起きてくるので、結局一人朝時間はゲットできず終い。
今は朝6時に子供とともにゆずの歌声で起床なので、私だけ目覚ましなしでも5時に起きれる体に戻れるように試し中。
やはり朝に一人の時間がほしい。
(以前は4時半起きだったから、それくらいに起きたいなぁ……)
生まれてから4年以上ほぼ毎日苦労してた「眠り」が楽になり、余裕が生まれています。
嬉しかったのは、初めて「ルーティン」ができたということ。
朝起きるのが早くなった分、夜は今まで以上に眠くなるようで夜も驚くほど寝るようになりました。
巷でよく聞く「子供の早寝は早起きから」はやはり大正解な様子。
とはいえ最初はまだ遊びたい気持ちが強くて布団へ行ってくれなかった。
そこで部屋のライトを時間に向けて徐々にシーリングライトが暗くなる設定&時間になるとプロジェクターで映像が流れる設定にした。
(ちなみ使用しているプロジェクターはポップインアラジンというシーリング型プロジェクター。)
以前は激安プロジェクター(↓)を使ってたけど、やっぱり時間で電気の加減が調整できるポップインアラジンは楽。
なぜなら勝手に娘が寝る前のルーティンを自分で考えて生み出してくれたからです。
映像が流れる
↓
絵本選んで読む
↓
布団へ行く
という生まれてはじめてのルーティンが生まれた。
今までどんなルーティンも無理だったのに。
ルーティンって親が勝手に作る・誘導するというより、子供の成長に伴う「今やりたいこと」に合わせてあげないと意味なかったんだなと痛感。
大人の都合(早く寝かしたい)で独りよがりでルーティン作られても子供はなんのこっちゃだよね。
(今までは時間でアレクサに寝る時間にピポピポ音を鳴らしてもらってた。もちろん効果なし。)
「一日の終りはママに絵本を読んでもらう」
と今のタイミングで子ども自身が決めたようで、それがやっとうまいこと眠りにつながった感じです。
今までも「子ども自身が一日の終りをどう過ごしたいのか」はあまり考えてあげられていなかった。
子供が自分で自分の眠気を考慮して作ったルーティンはいい感じにはまってます。
4歳にもなったら、ある程度子供のやりたいルーティンを現実的なものに落とし込むサポートをするのが親の役割だなと学びました。
朝に楽しみを作る
我が家は前述のポップインアラジンでアニメを壁に投影している。
子供が「毎日映画館♪」と喜んでいます。
だから、アニメや映画・録画したテレビ等の映像タイムは「朝」と決めました。
夜だとダラダラ見ちゃうから。
そして、朝に楽しみがあると目覚めがいい。
「お着替えしたらプロジェクターも起きるよ〜」
というと、朝の準備を終わらせてプロジェクター前にスタンバイです。
「起きたらコレをやる」と決まっていないとなかなか朝起きられないのは大人も子供も同じ。
朝の子供ルーティンとしては
J-popで起きる
↓
着替え等を済ます
↓
プロジェクターでアニメ
↓
朝ごはん
↓
保育園に行く時間までおもちゃなどで遊ぶ
かなりスムーズに家を出られるようになった。
たまに生活のスパイス的に違う楽しみを取り入れたりもしています。
「朝ごはんを食べに近所のパン屋さんへ行く」
「お散歩で虫観察に行く」
など。
今まで試行錯誤してきた効果の薄かった「早寝早起き対策」
思いつく限りいろんな手を尽くしましたが、
「なんとなく効果あるような気がする」
「一時的に効果があった」
という方法はあれど継続して効果的だったものは一つもなし。
検索すれば「子供の眠りを奪う現代の親」的なのが出てきて焦りとショック。
わざと起こし続けて健康を害したい親なんていない。
そもそも、子供をわざと夜ふかしさせてる家庭は少ないでしょうし寝ない子を寝かすのはもう本当に心が削られるほど大変だと感じます。
どこのご家庭でも育児本のアドバイスどおりにいかない子供の眠りの現実に四苦八苦してるんだろな……
やるだけやって効果なしじゃ寂しいので、今までやってきたことを共有させてください。
早寝対策
もちろん寝る前にテレビなどつけない。
寝る前ルーティン(今思えば大人都合)も試行錯誤したけど、悲しいほどに一切効果なかった。
寝る前の絵本や、寝ると有名な絵本である「おやすみ、ロジャー」も試したけど我が家では全然だめ。
(むしろロジャーは怖いんだそうです。ハマる子はすっと寝るらしい。)
牛乳を飲む、食事は早めに、寝る2時間前にお風呂。
お布団でゆっくり子供とおしゃべり。
昼間にとことん遊ぶ。
朝早く起こす(といっても眠くて起きてくれない)。
眠くなりそうな音も試しました。
ピアノやオルゴールの音楽、自然音。
ちなみに自然音は今でも寝る時間に寝室で流しています。
コレがあると比較的寝やすいと子ども自身がリクエストしてくれているから。
アレクサで曜日と時間で自動に流れるように設定しています。
試行錯誤と成長のタイミング
4歳にもなり、自分の思っていることを言葉にするのがとても上手になってきた。
なぜ寝ないのか、なぜ朝起きたくないのか、明確に教えてくれる。
もしかしたら目覚まし音の問題ではなく、突然毎日6時に起きるようになったのは他になにか理由があるのかもしれない。
今まで効果のなかった試行錯誤も、もしかしたら今試せばうまくいくのかもしれない。
子供は成長し続けていて、昨日効果なくても今日効果があるのかもしれない。
少なくとも「寝る前に強い刺激を与えない」等のどう考えても眠りにいいことは、目に見えた効果がなくても継続していくのがいいんだろう。
うちは完璧なるワンオペなので、「子供の眠り」の悩みから開放されたのは大きいです。
もちろん寝る寝ない関係なく大切な子供であることに変わりはない。
だからこそしっかり寝てすくすく大きくなってほしい。
こうやって今後も一つづつ、子供は私の手を離れてできることが増えていくんだろうな。
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