離婚と転職
もし離婚していなければ、今頃こんな風に正社員の仕事を探していたりしなかった。
アプちゃんは幼稚園へ行っていて、私はその送り迎えを考慮した主婦業と子育てに差し支えない時間帯でパートをしていたでしょう。
それで、元夫に不倫されたり怒鳴られたり下に見られ続けながらも「でも離婚なんて出来ない。我慢しないといけない」と毎日心からは笑えなかったと思う。
今は離婚してパート。
やっていけなくはないけれど、今後のことを考えて正社員の仕事がいい。
母子家庭の不利な点をイヤと言うほど実感しています。
保育園に預けられる時間の関係で条件に合致しない企業がとても多い。
娘の病気の時に病児保育が利用できなければ休むしかない。
保育園のイベントの時も。
母子家庭に限らず、小さい子供がいるってだけで採用したくない気持ちは分からなくもないです。
「子供が病気したらどうするの?」と思われるのもとてもよく分かる。
「お祈りメール」が来た
先日受けさせてもらえた面接は残念ながら落ちまして「お祈りメール」が送られてきた。

新卒の就活の時によくもらったやつ。
書類は通っているんだから自信にはなったものの、面接で一番突っ込まれたのは「保育園に預けられる時間と勤務時間の兼ね合い」でした。
内定をもらえないと、保育時間の延長が出来ません。
逆に「今の時点で確実に預けられる時間」ではその企業ではギリギリ時間が足りなくて働けません。
内定をもらえさえすれば時間の問題はクリアなのだけど、向こうからしたら「内定出したのにやっぱり保育時間が延長できない」となるのが困るようでした。
当たり前です。
どう考えても、確実に時間が確保できて、子供の兼ね合いで休む可能性が低い人を雇いたいはずです。
もちろん面接に通らなかったのは一つの理由ではなく、ほかの人と天秤にかけた結果とわきまえている。
でもなんだか保活していた頃の様。
卵と鶏の問題のように「保育園が先か内定が先か」みたいな感じ。
ずっとアルバイト・パートではいつか厳しくなる日が来る確率が高いから、少しでも若い今が正社員になるチャンスなのだと思う。
でも、本当に正社員になれるんだろうか。
私の人柄がその職場には合わないと判断されて落とされたのなら、お互いのためにいいことです。
納得してスッキリ次に進めばいいだけなのに、自分が一番気にしている「母子家庭だから」を相手に投影して勝手に委縮している。
やっぱりなんだかんだ面接は憂鬱。
もちろん二人の暮らしのために気を取り直して転職活動は今後も頑張ります。
結婚と離職
そもそも結婚していなければ以前の職場は辞めていない。
転職してたかもしれないけれど、それでも正社員数年目として働いていたと思う。

アプちゃんに出会っていない人生なんて考えられないから結婚自体はまったく後悔していません。
ただ、仕事という面では後悔しているのかもしれない。
「まだ30」だけど「もう30」。
今後しばらく転職活動はするけど、正社員が厳しいようなら時給がもっと高いパートを探していこうかな。
でもそうやってパートで年月を重ねている間に正社員にはどんどんなれずに行ってしまう気もする。
正社員の求人を見れば見るほど、パートとの待遇の差が激しくて震えます。
普段は「正社員になってやる」と燃えているけど、ふとしたときに「高望みなのかな」と落ち込んでしまう。
早くいい職場と巡り合えてこの不安が解消されますように。
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