専業主婦になることのリスク|遠地に嫁いでも収入源を確保することの大切さを離婚する主婦が考える

離婚・母子家庭記事
Image by Nattanan Kanchanaprat from Pixabay

私は結婚して遠地へ嫁いだため、結婚前の仕事は辞めてしまいました。

中距離・遠距離のカップルの場合、私のように「夫のいる地域へ嫁ぐ」「それに伴って仕事を辞めるのは女性」ということに何の疑問も抱かない方も多いのではないかと思う。

妊娠・出産で一時仕事から離れなければならない時もある。

どうしても経済力の観点からみたら、女性の方がリスキーにならざるを得ません。

でもそれって、想像以上のリスクですよ。

離婚する決意をした今、それを実感しています。

スポンサーリンク

私が経済力を持たなかった理由

結婚に伴う遠地への引っ越しにより仕事を辞めざるを得なかった

どう考えても通えない場所へ嫁いだため、大好きな職場でしたが退職することにしました。

「いなくなるのは痛手だけど、その分絶対幸せになって!一緒に働けてよかった」

そんな有難すぎる言葉で送り出してくれて、本音では”辞めたくない”と思った。

でも、新しい土地でまた楽しく働こうと希望を持つことに。

夫との精神的なパワーバランスの差

夫は、自分が妻より劣っていると感じるのが許せない人だと同居を始めてから気が付いたときには遅かったです。

小さなことで機嫌を損ねさせてしまう

たとえば私が「ウィンタースポーツへ行こう!」と誘ったとする。

「自分は行ったことがない=行ったことのある妻に劣るから行きたくない=そんなに俺が劣っていると言いたいのか」となって機嫌が悪くなってしまう。

夫の前では極力好きな読書を避けるようになりました。

「頭いいアピールをしているのか」と言われるから。

渡してもらえる生活費がかなり少なかったので自分の朝・昼を抜いて夫ごはんは決して手抜きしないよう豪華にしていました。

二人十分に暮らせる額を稼いでくれていたけれど、ほとんど消えていて何に使っているかも知らなかった。

(のちに不倫で消えていたんだなと分かりました。)

そういう生活の中で夫の意見ばかり気にし過ぎるように。

「○○の奥さんはこれだけ稼いでる。うらやましい」「だから仕事して」

といわれた翌日には

「○○の家は奥さんが忙しいから、夫なのに家事をほとんどやってあげてるらしい。」
「うちは専業でいこう」

という。

それでも最初は、友人に会うときなどに自分で稼いだ分で気兼ねなくお茶代にしたかったから、いくつか面接を受けたりしていた。

しかし「そこの会社は家から近すぎるからダメ」

「ここだったらいい(そしてそんなところ私が受かるわけないような会社です。)」

義理の両親の前では「就職したら俺も家事するよ」と優しく言う反面、二人きりの時には「共働きになっても俺は家事なんて一切できないししない。」という。

結局、就職が決まりそうな頃に妊娠発覚。専業主婦のまま子育てに突入しました。

今思えば、イチイチ夫の意見に従う必要ってなかったな。

働きたいなら働けばよかったんです。

精神的に自立していなかった=夫に依存していた

自分の決断に自信が持てず「きっと夫の判断の方が正しいんだ」と考えていた。

結局は夫に依存しているのが楽だったのかもしれない。

夫の稼ぎで暮らしていけるのだから多少自分が不自由でもこれでいいんだ”とか考えていた自分は甘かった。

弱すぎた。

娘が生まれたことに加え、夫が不倫していたことが露見したことで以前とは比べ物にならないくらい強くなっています

自尊心が高まり、思考回路が別人のようになった。

そんな今だからこそ分かる。以前の自分がいかに甘い考え方をしていたか。

結果的には、夫が不倫していてよかったのです。甘い自分から抜け出すことができた。

新婚時の就職活動

何度か受けた面接で毎回言われたこと。

「新婚で子供ができたらどうせ辞めるでしょ?」

「子供ができたらどうしますか」

まだ若くて豆腐メンタルだった私にはかなり堪えました。

露骨に「新婚?どうせすぐやめるでしょ」という雰囲気を出されていたから。

というか、女性が独身から既婚に人生のステージが変わっただけで、こんな風に扱いが変わるものなのかと。

男性が面接に来たら同じこと言わないよね?

結婚前の職場では新婚さんも若いお母さんも楽しそうに働いていたので、もしかしたら地域性があるのかもしれません。

そんなこんなで、面接を受けてはへこみ、勇気が回復してからまた面接を受けてはへこみ、の繰り返し。

あれはあれで辛かったけれど「経済面に自信がなくて離婚を躊躇している時」の方が数倍辛かった。

だから、「収入を得ることを諦めてはいけない」と思う。

全女性に経済力がある時代になったら離婚率は急増するか

経済力がない専業主婦のリスク

私のように何らかの理由で子連れ離婚を考えるとき、「経済力がない」はかなりの足かせになります。

「子供を経済的に困窮させるかも」との思いから結婚を継続している仮面夫婦はいったいどれくらいいるだろう。

私の夫もそれを分かっていて「どうせ離婚できない」「自分からは離れないだろう」と言う思いが心の底にあったから不倫等好き放題出来たのだと思う。

本来は「仕事している方が偉い」「子育てしている方が偉い」「家事を担うものが偉い」等の序列はないはず。

だけど、相手にお金を依存しているとだんだん遠慮するようになっていってしまう。

何か買う時もどこかへ行くときも、「お金を出してくれるのは相手だから、相手の意見を優先しよう」となってしまう。

自分の意見より相手の意見を優先させるのが普通になったら、もう自分の意見なんて言えない。

「わたし」が消えていくことほど怖いことはない。

離婚問題だけでなく、この雇用が不安定な時代、稼いできてくれている配偶者がいつ無職になるか分からない。

病気で働けなくなったり、解雇されたり、その他予測も出来ないような事態になるかもしれない。

双方がお金を稼ぐ手段を持っていれば、お互い心に余裕が生まれると思う。

そうしてお互いにもう少しだけ優しくなれるかもしれない。

だから私も、夫に従うだけでなく何か少額でもいいから定期的な収入を得る方法を考えるべきだったと後悔している。

まとめ|将来はどうなるかわからない

”夫と衝突したくないし、自分の意見は出さない方がいい”なんて、間違っていた。

そんな風に思ってしまうのなら、もうあの時に夫婦関係は破たんしていたんです。

まだ取り返しがつくのなら、どうか職は手元に置いておいてください。

コメント