3歳児が想像する大人になった自分をちょっと聞いてみたくて、アプちゃんに聞いてみた。
「おとなになったらしてみたいことってある?」と。
そしたら純粋すぎるお返事が。
ママみたいになりたい
「大人になったら一人でスーパーに買い物に行きたい。ママは来ちゃダメだよ」。
それで一人で買った食材を使って一人でご飯を作り、私に食べさせてくれるそうです。
また、「車の運転をしてみたい」。
車で私・私の両親を温泉に連れて行ってくれるそうです。
おみやげも買ってくれるそうです。
また、「お化粧して髪を茶色にしてメガネをかけてみたい」。
それはママ(=私)みたいに可愛くなりたいからだそう。
(レーシックもオルソもできないレベルで視力が悪い私からしたら、メガネユーザーにはなって欲しくないですが)

どうやら大人になってしたいこと=私が当たり前にしていることばかりが基準になっているっぽい。
アプちゃんが大人になったら、親とか気にせず行きたい場所へ行き、気の合う素敵な友達に出会い、やりたいことにたくさん挑戦して楽しく過ごしてほしい。
でも今はまだアプちゃんが想像する未来には私がずーっといて、私のように暮らす自分を見ている。
まだまだ、私抜きで自分で選んで決めて暮らしているアプちゃんというのは本人は想像できないのでしょう。
(まだ3歳だしね)
それを思うと、子供からみて親が楽しげに過ごしているのって大事だなぁと感じます。
毎日つまらなそうに生きている姿を見せて「大人になるのはつまらない」と思われたくない。
「何になるかより何をするか」だと伝えたい
子供の頃、大人に「何になりたい?」「将来の夢は?」と聞かれてもいつも困ってました。
特になりたいものはなかったから、そんなの聞かれても……って感じ。
ただそれを聞かれるたび、職業という意味での「なりたいもの」をひねり出さないといけないのかと思って必死にひねり出していました。
男の子っぽい職業を言うと親に否定的なことを言われるのが分かっていたし、お花屋さん・ケーキ屋さんみたいな無難なあたりで。
女の子っぽいこと言うと親が喜ぶと分かっていて言ってた。
授業で書かされた将来の自分への手紙も何も書けなかったし、大人になるというのは「何かになる」しかないんだと思ってた。
30年ほど生きてきてやっと今更気づいたけど「何になりたいかより何をしたいか」だったんですよね。
大人も子供も。
中学くらいに気が付きたかったです。
自分のしたいことに気付くには、自分の好きを育てるしかない。
アプちゃんは女子的なキラキラした世界も好きだし、男子的な世界も好きです。
「好き」を否定せず、自分でちゃんと選ぶことのできる人になれるよう親として出来る手助けしていきたいです。
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