親になると強制的にいろんなスキル上がるよね

子育てから学んだこと
Image by Gordon Johnson from Pixabay

子育て経験、まだ3年目です。

たった3年、それでも以前と比べ様々なスキルが確実に上がっている。

母親ってめちゃくちゃいろんなスキルがいるんだな……という発見です。

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栄養の知識が増える・料理の腕が上がる

初めての育児・初めての離乳食で何もわからず、色々調べて取り組む人が多いと思う。

自治体の健診でも離乳食の栄養面について学ぶことになる。

味付けは濃くならないよう出汁をとって、素材の味を生かして、蒸す・焼くなど色んな調理法で……

そうして気が付けば3年目、料理スキルが上がっていました。

離乳食を作り始めるまでは出汁は「創味のつゆ」的なやつしか使ったことがなかった。

それが離乳食で出汁をとってみたら美味しくて、大人の食事にも使い始めるようになった。

大嫌いだった料理。

それが娘が美味しそうに食べてくれるおかげで「もっとこうしよう!」と挑戦するようになっていいループがおきて、楽しくなっていった。

あんなに「料理すること」が嫌いだったのは、1が0になる感じが嫌だったんだろうな。

どれだけ一生懸命作ってもあっという間に0になる。

それが外食・絶食しない限り、365日。

作った物に対し反応が返ってくるって楽しいよね。

「美味しい!またこれ作ってね!」と娘が言ってくれて、自分の作った食事を食べて目に見えてグングン成長していく存在が目の前にいるだけで料理のモチベーションの上がり具合が今までとは全く違う。

筋肉が付く

スキルとはまた違うけど。

筋肉がついて、冬が過ごしやすくなった。

抱っこ攻撃やひたすら走りまわるのに付き合ったり、そんな感じで無理なく筋トレになっています。

毎日適度な運動です(笑)

去年は家の中にいても何度も階段を上ったり下りたり付き合わされたのはいい思い出。

今は魔女の宅急便のワンシーン「お父さん、高い高いして!小さい時みたいに!」を再現させられるため、腕がやられています。

どーん!と全身でぶつかってくるのを受け止めるのも筋力が要りますからね。

なんなら私の学生時代より筋肉量は多そう。

手先が器用になる

髪の伸び始めにヘアピンをつけ始めた頃から始まる女の子のヘアアレンジ。

やっぱり少しでも可愛い髪型にしてあげたくて、youtubeを見たりweb検索してはアレンジをしていました。

今では「お姫様みたいにして!」「プリキュアみたいにして!」という娘のリクエストに応えるため、スキルを磨いています。

ついでに自分のヘアアレンジも上手くなっている。

器用になってきている気がします。

ヘアアレンジだけでなく、裁縫や工作など。

元々好きなのもあるけど、「器用さを求められる場面」が多くて鍛えられている。

保育園の行事で裁縫したり。

壊れたおもちゃを直したり。

字が上手くなる

若干癖字っぽかったのだけど、字が綺麗になった。

なぜなら「子供のお手本になるよう可能な限りきれいな字」を心がけていたから。

3歳にもなるとひらがなが読めるようになる。

ひらがなを読めるようになるために働きかけて良かったこといろいろ
アプちゃん(娘)は3歳の誕生日あたりから文字に強烈な興味を示しだしました。そこからいろいろ暮らしの中で工夫をして数カ月。いつの間にかひらがなをマスターしていた。幼児って興味のあるものに対するやる気凄まじいよね。...

字を書いて教える機会も多い。

これからは成長するにつれてカタカナや漢字を子供に教えるために書くこともあるだろうし、その時私が書いた字が汚かったら恥ずかしい……。

保育園の書類に各自が汚かったら恥ずかしい……。

そんな感じで気を付けるうちに、大人になってからでも充分字は綺麗になりました。

極端な右上がりの字も今は平行に書ける。

子供が塗り絵している時なんかに「手の力を抜こうね」とやんわり言っているうちに自分自身もペンを握りしめて書いていたのが優しく力を抜いて書けるように。

時間の使い方が上手くなる

以前の無駄な時間の使い方がもったいなく感じる。

子育てしてると自分の時間が微塵もない。

工夫しない限り、やりたいことは全く出来ない。

時間のやりくりを工夫し、いつ訪れるか分からない隙間時間を活用する方法を試行錯誤する。

(隙間時間リストを作っています)

おかげでこうやってブログも書けているし、転職するための情報収集や書類の作成時間も確保できている。

本を読んだりプライムビデオで映画をみたりアニメを見る趣味時間も諦めていない。

無駄なことを辞めて無駄な動きを考えて、マルチタスク出来るものはまとめて、子供と遊ぶ時は全力で遊ぶ。

まだまだ完ぺきではなくとも、時間の使い方は上手くなってきています。

きっと子育てしてなければ以前のままダラダラ人間だっただろうな。

整理整頓がうまくなる

否応なく増殖する子供のおもちゃ……。

それの収納を考えると、結構頭使うよね。

  • 子供が選びやすい収納
  • 掃除しやすさ
  • インテリア性
  • 部屋の広さ・予算に合わせた収納
  • 不必要な物を子供と一緒に選ぶ

他の家庭ではどんな工夫をしているんだろう?

ヒントが欲しくてネットをみてると素敵な収納してる人がいっぱい。

ダイソーなんかで安く手に入る収納グッズの情報も。

そういうのを真似したりとりあえずやってみる。

試しては失敗しを繰り返すうち、収納センスが上がってきている感じがします。

しかし「母親だから全てを完璧にこなす」は無理

赤ちゃんが生まれるとまず寝れない。

アプちゃんは典型的寝ない子だったのでマジで寝れなかった。

寝れないと精神的に不安定になっていく。

ワンオペならなおさらです。

「母親になると寝なくても平気になるんだよ」

「父親は子供の泣き声で起きれないけど、母親は起きれるようになるんだよ」

そんなのはうそです。

産前にかなり聞かされたそういう「母親神話」は都合のいい嘘です。

母親がやれるのは当事者意識があって「自分がやらないと大事な赤ちゃんが死んでしまう」という気持ちで無理を押しているからです。

それと一緒で、母親だから完璧人間になるなんて無理な話。

色んなスキルは上がっていくけど、完璧超人になれるわけではありません。

しかし無理をし過ぎないようにしていても気付けば自然に色んなスキルが上がっていました。

「上がらなくても生きていけるスキル」ではあるけど「あればよりよいスキル」上がった感じ。

そしてそれは、暮らしのQOL向上につながるものだと思う。

子育ての日々の中でモヤモヤや悩みやイライラ、そういったものを経験してどうにかしようと考えている中で自然と上がっていく。

「親は子供に育てられる」は真理だな。

が、完璧を目指し過ぎると潰れてしまうので「気付けばスキル上がってた」ぐらいな感じで成長していけたらなと思っています。




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