保活の結果で保育内容に差が出ることに納得が出来ない

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まだ落ちたと正式に決まったわけではないけれど希望を出した園にはまず入園できないことが判明しました。

何故なら、役所から電話がかかってきたからです。

「希望に書いてある園にはまず通らないと思ってください」と(泣)

なぜなら「子供を預ける優先順位」の高い親がたくさんいて、私のポイントでは入れないから。

入れる可能性のある園(それでも入れるかは分からない)はまったく見当をしていなかった園。

スクールバスも私の住んでいる地域までは来ていない、想定していなかった隣の隣の街の園です。

専用のホームページすらない園なのか、ネットで調べたけどヒットしなくてどんな園なのかよくわからなくて不安。

それだけ保育園に入れたい親がいる中、第6希望すら通らない私が子供を入れられる可能性のある園って、誰も希望しなかった園でなのかと不安。

でもさすがに4月には保育園に入れたいと焦っているので、とりあえずその園も希望に追加してもらうことに(第7希望を書く欄はなかったが、どういう扱いになるんだろう)。

取りあえず一度その園へ見学に行ってみようと思う。

ちなみに電話をくれた職員さんはとても丁寧でした。

なんとか保育園を見つけてくれようとしているのが伝わってきて、こちらもなんだか申し訳ない気持ち。

正直なところ、子供を入れられればどこでもいいわけではない。だから保育園見学に行って、保育園の希望順位を決めた。

しかし現実、保育園選びに選択肢があるようでいて選択肢なんてなかったことに衝撃を受けている。

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通う保育園によって受けられる教育の内容の差に納得がいかない

保育園を見学に行って思ったのは、園によって保育に付随するプラスアルファがかなり違うということ。

習い事をしなくてもいいレベルで毎日いろんなこと(音楽・スポーツ・英語など)を保育の一環として教えてもらえる選択肢がある園もあれば、その子の興味のあることを掘り下げてくれる園もある。

ただ保育をしてれるだけの園もある(それでも助かるのだけど)。

私が希望順位の1位に書いた園はプラスアルファの選択肢が充実している園、それ以下に書いた園はただ保育をしてくれるだけの園。

もちろん、ただ保育をしてくれるだけで大助かりです。

園によって特色もあって当然だと思う。

でも、差があり過ぎじゃない?

同じ保育料無料の園でも、保活の結果で子供が数年を過ごす時間の内容(教育的な意味で)が大きく変わる。

子供が保育園で受けられる幼児教育のタイプは、「親の状況のポイントで決まる」っておかしくないかという思いが消えません。

これが小学校だったらおかしくないですか?

小学校に入るのに親の状況をポイント変えて、「近所の小学校は入れません。送迎しにくい遠めな場所なら入れるかも(でも入れないかも)」と言われる。

そして小学校ごとに大幅に力を入れてる教育内容は違う(ように見える)のに、それを選ぶことは出来ない。

おかしいでしょ。

保育園or幼稚園、いっそどこかの国のように義務教育化したらいいのでは……

義務教育として入園できる園は無料で、それ以外の入園先を希望するなら保育料がかかるとかダメなのかなぁ。

保育の「優先順位」という考え方が納得いかない

離婚して今の自治体に引っ越してきて保育園を探した時、毎日送り迎えするのにとても現実的ではない場所の保育園に若干名しか空きがありませんでした。

「数カ月待てるなら、来年度の利用調整ならもっと近くの園に入りやすい」と言われ、それを信じました。

正直もっとすんなり保育園が決まると思ってた。

実家に身を寄せなくても頑張っている母子家庭はたくさんあると思う。

なのに何で「実家に身を寄せている間に保育園→フルタイムの仕事を見つけ、生活を安定させてから実家を出る」という選択肢を選んだんだろう。

それが不安の一番小さい、娘の環境を安定させられる方法だと思ったから。

少しでも節約して来る二人暮らしのためにお金を貯められる方法だと思ったから。

こんなにも保育園に入れないとは思わなかったから。

フルタイム勤務の時間中ずっと実家に子供を預けられるならいいけど、今時そんな家庭ないでしょう。

離婚届出した時にでも、最初から「実家に同居するとこの地域ではまず保活は無理ですよ」と教えて欲しかった。

母子家庭なら保育園は入れるだろうと思っていた自分はとんでもないバカだった。


母子家庭である私は保育園の調整に置いてポイントが加算されているわけで、両親がそろっている家庭ならもっと入りにくいのでしょうか。

おかしいよね。

いざ保活の当事者になると、こういう部分、現実で怒ってもしょうがないのでただ虚しいです。

「出来るだけ子供が安心して通わせられる保育園にいかせたい」は贅沢でしょうか

子供と一緒に保育園を見学して希望順位を出すって、贅沢でしょうか。

なら最初から「この園は他の優先度の高い家庭の子供専用なのであなたは希望できません」と教えて欲しい。

毎年の選考傾向・園の人気度から見て「優先度の低い親でも子供を預かってもらえる保育園リスト」でも作って渡してほしい。

冗談ではなくその方が助かる。余計なことに時間を使ったり「送迎しやすい保育園に行かせられるかも」と期待をしたりせずに済む。

こんなに周りに保育園がいっぱいあるのに、どこも入れなさそうなんて思わなかった。

フルタイムで働かないと保育園に入れない、保育園が決まっていないとフルタイムで働けない

むしろもう保育園に入れるって期待しない方がいいのかも。

保育園も幼稚園も、自分で動かないと情報は全然もらえません。

小学校みたいにその自治体に住んでいる子育て世帯にお知らせが送られてくる訳でもない。

これだけ保活に時間と心的な労力を割いている親が多いって経済的損失大きいんじゃないかと思うよ。




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