離婚前はアプちゃん出産直後からずーっと言われていた「二人目まだ?」「次は二人目だね」。
当然ですが離婚した今は一切言われません。
離婚前は言われていた「二人目攻撃」
元夫も不倫・出会い系等好きに遊んでいた割に「二人目」とよく言っていました。
この二人目攻撃、日本の文化なのでしょうか。
出産は地獄の苦しみだったので、よっぽどの信頼関係がなければ二人目なんて考えられるわけがない。
一人目の時は元夫の不倫等を知らなかったからこそ産めたんです。
(もちろんそのおかげでアプちゃんに会えたので後悔はない)
倫理観は乏しい、育児丸投げ、都合のいい時や人目がある時に育児を「お手伝いする」だけの人と二人目なんて考えられなかった。
もしあの環境で二人目だったらそれこそ病んでいたでしょう。
子供から見たら勝手かもしれないけれど、私はそこまで自分を殺せませんでした。
不倫を知った後の関係修復はこちらの努力だけでは限界です。
元夫親族の二人目攻撃はすごかったのを思い出す。
「二人目を生めば不倫なんて引きずっている暇ないんだから」
「妊娠さえすれば不倫のことを考える暇ないでしょ」
と言われていました。
そんな理由で子供を欲しがるっておかしいでしょ。
「兄弟がいないとかわいそう」「父親がいないとかわいそう」
離婚して良かったことの一つはこの二人目攻撃を一切受けないこと。
「兄弟がいないと可哀そう」という謎の押し付けも今のところ受けません。
代わりに「どんな親でも父親は(同居と言う意味で)いた方がいい」というのは言われることがある。
私はそうは思わないからモヤモヤする。
(同居ではなく「父親と言う存在」は心理的に必要と思っているため面会をしています)
そう言ってくるのはほとんどが年配の人です。
同年代は「みんなそれぞれ事情がある」といった捉え方の人が多くて、押し付け的なことを言われることはあまりないので落ち着く。
弟がいる身としては、きょうだいがいると子供時代一緒に遊べて楽しいし、大人になっても助け合えるのはとてもよく分かる。
でもそれは仲が良ければの話。
幸い私・弟は趣味も似ているから話していて楽しい。
アプちゃんにもよくしてくれて感謝しかありません。
しかし世の中そんな関係ばかりではない訳で、兄弟・姉妹がいても音信不通なんてこともあるでしょう。
今後再婚する意思が一切ないためアプちゃんは一人っ子が確定している。
弟も今のところ結婚願望がないようだから、いとこもなしかもしれない。
アプちゃん本人的には妹が欲しいらしい。
しかし何もなくて離婚していなかったとしても二人目を授かるとは限らなかった。
授かっていたとしてもそれは弟かもしれない。
だからたとえ身内であっても安易に「二人目まだ?」「次は男の子でしょ」なんて軽々しく言う昭和的な空気のない世の中になってくれたらいいのになと感じています。
ついでに「顔つきが険しくなったからお腹の中の子は男子」とかいう意味不明な迷信も撲滅されたらいい。
いつまでエコーのない時代に生きているのか。
私はエコーで割と早い段階から高確率で女の子と言われていたにも関わらず、元夫身内に妊娠中の変化を全て「○○だから男の子」と言われ続けていたのが今思っても謎です。
(実際アプちゃんは女の子でした)
ああいう思いはもう勘弁です。
今後誰かがああいう古くさい観念に振り回されるのも無くなったらいいのにな。
「シングルは大変だね」
よく「シングルマザーは大変」と言われるけど、離婚前を考えたら心理的にはとても楽です。
子供に接する時は心に余裕がある。
生活リズムは整っていて、元夫に振り回されずに済んで、お金も自分の意思で貯金することができる。
子供のペースに合わせてあげられる。
理不尽な「二人目攻撃」は一切受けなくなって気も楽です。
あとは経済面が安心出来たらなお気が楽になるから正社員への転職を頑張っています。
こんなことを改めて考えたのはなぜかと言えば、道端で義母と思しき人が孫に「○○ちゃんだって弟欲しいよね」みたいなことを言ってお母さんが言葉に困っているシーンに出くわしたから。
(前後の会話流れが分からないので「二人目攻撃」ではなかったかもしれないけれど)
母子家庭であろうと両親そろっていようと悩みは尽きないのは同じだなと思いました。
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