離婚してからコミュ力が上がってきた

シングルマザーとしての日々

結婚してから雑談が苦手になったタイプです

当時は「こんなことを言ったら相手にどう思われるか」「私の雑談なんて興味ないだろうに聞かせて申し訳ない」と思ってしまって、結局本音は何も言えずに過ごしていました。

それが離婚して驚くほどコミュ力が上がりました。

友人に「私って結婚してる期間、わりとコミュ障だったよね」と言うと「どこが?」と言われるので、人から見たらそんなことなかったのかもしれません。

でも自分の中ではかなり変化があって、今は人と話すのが楽しくてしょうがない。

スポンサーリンク

離婚前にコミュ障だった原因

結婚したり子供が生まれると、友人ではないが関わりを保たないといけない人達と会話する機会が強制的に増えますよね。

元夫の親族。

子供と同じ未就園児クラス・児童館の集まりで一緒になる親子、先生など。

彼らと上手く話せなかったのはなんでだろう。今だったらもっと上手く会話できたと思う。

家庭内で自尊心ズタボロ

元夫は結婚してすぐから(というか結婚する前も)不貞行為をしていました。

そんで私は全く気付かず「こんないい夫いない」と言っているくらい何も見えていないやつだった。

元夫は家の中ではじわじわ圧力をかけて自分の思うとおりに進めたいタイプ。

今思えば外でのストレスを不倫と家の中のモラハラで「誰かの優位に立つこと」で発散していたんでしょうね。

私は元夫に嫌われたくなかったので出来るだけ元夫の意見を尊重しているつもりだったし、圧力をかけられているとも思ってなかった。

月々の生活費が夫の趣味費に消えていって、自分の貯金を切り崩していても目を覚ませなかった。

「いい夫です」と夫家族にも自分家族にも友人にも言っていた。

アプちゃんが生まれなければずっと目を覚まさなかったかもしれない。

自分をけなす人から距離を置く大切さ

家の中にこちらを見下していたり、誰かを貶めないと自尊心を保てない人がいるって怖い。

じわじわ自己肯定感をやられていくのが今なら分かる。

さらに元夫の不倫が発覚してから、人とどう話したらいいか分からなくなってしまった。

「元夫が不倫してたのは私に非があったからじゃないか」「いつまで引きずっているんだ」等を発覚後数か月後に元夫親族に言われてますます自分がおかしいんだと思ってしまった。

結婚するほど信用した人がこんな平然と長い間嘘をついて、私はそれに気づけなかった。

自分に自信が急速になくなって、誰と話すにもどこを見て話せばいいかも分からない。

離婚(=遠方への引っ越し)を考えていたから、子供を通じて新しく出会った人ともあまり親しくなりたくなくて避けていた。

「不倫されたような自分に価値はない」という思いが心の底にあって、それが何をするにも付きまとってくる。

「こんな可愛い存在の親でいれる」というだけで自分に価値を感じれる日があっても、元夫と接すると不倫が発覚したときの気持ちを思い出して自分の価値はなくなってしまう。

アプちゃんが生まれてなかったら私は元夫から離れる勇気は出なかったと思う。

彼女がいなければ私はいまだにコミュ障だし、「価値のない自分」に苦しんでいたはずです。

子供には感謝しかありません。それを全力で返していきたい。


離婚を決意してから

腹をくくって行動を起こし始めてからは徐々に「自分に価値はない」という感覚は出てこなくなりました。

それどころじゃなかったのもあるけど、一番の理由は打ち明けた友人が私の代わりに怒ってくれて「あなたはおかしくない」と言ってくれたから。

ブログを始めてこんな自分が書いた文章でも読んでくれている人がいると知れたから。

力になってくれる他人(相談窓口の人等)がいると知ったから。



色んな人がいてくれて、無理だと思ってた離婚に向けた別居が出来た。

関連記事離婚前提の別居が成功するかは前準備にかかっている|ついに別居開始しました

無事離婚が成立して元夫のいないくらしが始まると、日々が楽しくて仕方がない。

今悩んでいる保活についても、離婚するまでのことを考えたら幸せな悩みだと感じています(とはいっても保活は保活でモヤモヤするんだけど)。

気づいたら、知らない人と雑談が出来るようになってた

お外が暖かかったので数日ぶりに公園へ行ってきた。

みんな考えることは同じなので公園にはお友達が普段よりもたくさん。

その中でアプちゃんと同じくらいの子が遊んでいて、アプちゃんは人生で初めて「一緒に遊ぼ」と声をかけていた。

離婚するまでは引っ込み思案で私から離れられず怒鳴られる私を見ては不安定な言動をしていたので、そこからの成長を思うと涙が出そう。

しかも、以前の私なら絶対に「アプちゃんがおともだちと遊んでいる間、そのお友達のお母さんと話すことなくて気まずい」と思っていたはずなんですよ。

でもフツーに雑談した挙句、お友達が乗っていた自転車のインチ数も聞いてアプちゃんへのクリスマスプレゼント(自転車)選びの参考にさせてもらえた。

離婚前の私なら考えられない。


アプちゃんと遊んでいる時にお友達が傍へ来ると「そのお母さんと雑談したくないから」とさりげなく場所移動していたくらいなのに。

私が人と話せない姿を見ていたから前はアプちゃんも話せなかったんだろう。

ちゃんと人と話す姿を見せられる今が嬉しい。

人と話すのが楽しい

友人に「前よりも表情がいい」と言われ、意識しなくても自然に笑顔が作れるようになりました。

人と話すのが楽しいです。

今離婚前でここを読んでくれているあなたへ。

自分で自分の人生を生きるための離婚になることを願っています。

関連記事【離婚前の私へ】元夫と生活してた頃がファンタジーになる日がくる

関連記事ネットがなければ離婚できなかったかもしれない




コメント