我が家では娘が布パンツを履き始めた2歳の夏から就寝時におねしょ対策ズボンorおねしょ対策スカートを履いてもらっています。
こういうやつ↓
このおねしょズボンorスカート、おねしょに悩みついイラついてしまう全国の親御さんにぜひ試してみて欲しい。
片付けが楽すぎておねしょを怒らずにすむから。
おねしょズボンとは
布団に敷く防水おねしょシーツあるけどあれのボトムスバージョンです。
おねしょをこのズボンが吸い取って布団を被害から救ってくれる。
防水布で出来た簡単な形状で凄く単純な作りなんだけど、これのおかげで布団が濡れる心配とはほぼ無縁。
なんなら防水布を買ってきて、肌に当たる部分に肌あたりのいい布を使って手作りするのが一番安く手に入ります。
私は手っ取り早くアマゾンで購入しました。
スカートタイプよりズボンタイプの方がおしっこを防いでくれるよ
我が家では初めにスカートタイプを試し、次いでズボンタイプに切り替えました。
両方使ってから思うのは圧倒的にズボンタイプがオススメだということ。
スカートタイプと比較したときのズボンタイプの利点は以下です↓
- スカートタイプと比べ乾くのに要する時間がほぼ同じ
- 吸水する面積が広い
- 寝返りでずり上がってこないため漏れにくい
- 歩きやすい
- 布団からはみ出しても大丈夫
スカートタイプはタイトスカートのようになっていて非常に歩きにくそうで危なっかしい。
また、タイトスカート上ゆえに幼児特有の寝姿勢であるガニ股をするとずり上がってしまって、結局おねしょが漏れてしまった。
股部分にスナップは付いていますが、ずり上がり防止にはなんら役立っていなかった印象です(笑)
どちらのタイプにも言える利点として、ウエストに関してはボタンで調整するゴムになっているためスカートでもズボンでもぽっこりおなかにジャストフィットします。
肌触りも良く柄も可愛い。
たまに履かせるのを忘れると、アプちゃんから催促されるほどお気に入りになってくれました。
本人がおねしょに気が付きやすい
おねしょはいかに早めに処理するかが勝負。
長いこと濡れた服を着たままだと肌荒れしてしまうし、おしっこシミも範囲がどんどん広がっていく。
おねしょズボンにしてから本人が自分でお漏らしに気が付き、夜中や明け方に起こしてくれることが増えました。
防水布で出来ているため通気性は良くはありません。
おむつみたいに濡れてもサラッとするわけじゃないし、ジメジメして気持ちが悪くて気が付きやすいようです。
どこに転がって行っても大丈夫という安心感
子供って寝ながらどこまでも転がっていくよね。
防水シートを敷いていた時もあったけど、おねしょするときに限って布団の上に寝ていない!
床に水たまりが出来て、その水たまりが床伝いで敷布団に侵入して結局朝大変だった。
その点身に着けるタイプの防水布はどこに転がってくれても安心です。
片付けが圧倒的に楽
敷布団にさえ漏れていなければ、こんなに楽なおねしょの処理はありません。
おねしょズボンや濡れた下着を洗うだけ。
敷布団を干してなんだかんだしてる時間なんて朝にはないからこの上なく助かっています。
買ってみて良かった。
【注意点】やっぱり乾きにくい
防水布を使っているため、洗濯後に表側が乾いたと思っても裏側が湿っていることが多い。
表がある程度乾いたら裏に返してから干した方が良いです。
我が家では2枚をローテーションしているため、乾くのが遅くても全く問題ありません。
真冬の暖房のない部屋でも丸2日干していれば乾く感じ。
(念のためいつも長めに干しています)
毎日漏らすようなら3枚あると安心かな。
また、大量に漏らしてから時間が経ちすぎるとズボンから布団にしみてしまって普通に敷布団が濡れる。
ただ実感として、おねしょズボンを履いていない時と履いている時では布団に漏れたとしても被害度が全く違います。
そのため子供のおしっこの量によっては「絶対何が何でも布団を漏らしたくない!」という需要は満たせないかもしれません。
あくまで「布団の被害を最小限に抑えるために使うもの」という感じ。
漏れてから布団が濡れるまでの時間稼ぎする商品というか。
さらに夏は冷房を切って寝るスタイルの家では暑すぎてこれを履いて寝るのは厳しいかも。
その分夏は寝汗が増えてお漏らし回数は減りやすいから、夏だけおねしょズボンなしでもいいかもしれない。
我が家は寝ている間は冷房をつけているため年中問題なく使えました。
夏は下着の上に直接このズボンを履いてもらっています。
冬はズボンの上に履くためポカポカで冷え防止にいい感じ。
おもらし防止ズボンを使ってこんな流れで夜中のおねしょに対処しています
娘は布パンになって初期の頃(2歳半頃)はよくおねしょをしていました。
まだまだ発達途中の膀胱。
「おねしょがあって当たり前」と余裕を持てるのは、いざおねしょされても片付けが楽だからです。
「大丈夫だよ、着替えようね~」と優しく言えるのは布団が濡れてないおかげに他なりません。
おねしょズボンのおかげで布団に濡れることは数えるほどでほとんどは布団まで漏れずおねしょ。
3歳の今ではおねしょはごくたまーにするくらいになりました。
おねしょを怒らないよう気を付けていたおかげか今のところおねしょを隠されることはなし。
やばい濡れ方の時は敷き布団ごと変えよう……と考えているけど今までそのレベルの漏れは一度もなし。
濡れた服を着替えさせて寝かせ、おしっこのついている服をバケツに石鹸水作ってつけ置きして私も再び寝るだけ。
朝or時間がなければ夜までつけ置きしといて洗濯機で洗う。
敷布団が濡れていてもガッツリ濡れることはないから、濡れタオルで拭いて除菌スプレーをして、椅子の背に適当にかけて一日乾かしておきます。
ちなみに夜中になるとなぜか私のことを「まみん」と呼んでくる。
本人は「マミー」と可愛いく呼んでいるつもりらしく、おねしょで起こされてすっごい眠い中でも癒されています。
余裕を生めるものはガンガン使っていく
おねしょを叱るのは良くないってことくらい、誰だって知っている。
でも忙しい朝に「おねしょしちゃった!気持ち悪いー!!着替えさせてー!!!!」と騒ぐ子供。
そしておねしょで湿った布団。
運が悪ければ掛布団も濡れている。
もっと運が悪ければ雨が降っていて外に布団が干せない。
それに対処するのはワンオペならば自分一人。
家を出る時間は刻々と近づいてくる……。
そんな状況で毎回子供に優しく寄り添うのはなかなか難しい。
毎日のように布団を濡らされていたら、きっといつか私も怒ってた。
おねしょを叱らず済んだのは、便利グッズの「おねしょズボン」に頼ったからです。
親の心に子供と接する余裕を生むためなら便利グッズ様様ですよ。
「寝ている間のことは仕方ないよ、すぐ教えてくれてありがとうね」と娘に伝えてきた。
でもそれは私の心が広いわけでもなく親力が高いわけでもない。
おねしょズボンのおかげで布団まで汚れるということがごくたまーにしか発生しなかったから。
(しかもその汚れ具合レベルもかなり低かったから)
これからもイライラの芽は便利グッズで摘んでいくスタイルでいきたい。
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