試し始めるのに勇気が必要だった湯シャン。
だって、湯シャンってにおいそうじゃない?
6年継続してみてわかったこと。湯シャンはすこぶる快適ですよ!
特に乾燥肌の方は合うかと思います。
湯シャンへ移行した理由
私のシャンプー時代の頭皮・髪のスペックはこんな感じ。
- 頭皮が乾燥気味だった
- 髪はすこぶる強い(the日本人といった毛質)
- 小さなころから6年前程まで毎日のようにシャンプーを欠かさなかった
- 髪・頭皮のケアには割と気を使っていた
昔の私は、美容院で炭酸シャンプーのマッサージを定期的に施術してもらいに行ったり、髪を綺麗に保つために情報収集も欠かさなかった。
もちろん毎日シャンプーをしていい香りをまとってました。
……寝る前までは。
朝起きると、頭皮臭というか、皮脂が酸化した匂いなんでしょうか?
周囲が分かるほどのにおいではないけど、自分では気になる感じ。
それにプラスして頭皮のかゆみ。
かゆみ対策に頭皮に化粧水をつけるといいと美容師さんに聞き、実践。
しかしそんなものは気休めにもならない。
薄々感づいてた。
「これ、きっとシャンプーの刺激で頭皮が乾燥しているのが原因な気がする」と。
しかし「シャンプーは毎日するもの」との思い込みはなかなか抜けず。
そんな時に何かの本で読んだのが「空気の乾燥するフランスでは毎日シャンプーしたり石鹸で体を洗ったりしないものだと親に教わって育つ」という情報。
えっ!?シャンプーって毎日しなくてもいいものなの!!!!??
(高温多湿な日本ではフランスと同じ条件とはいきませんが。)
その日から私の湯シャン実験生活は始まりました。
湯シャンの失敗談
とにかくお湯だけで洗う→髪ベトベト!
意気揚々と始めた湯シャン。
頭皮は驚くくらい簡単に痒くならなくなりました。
やはり、シャンプーの刺激で痒みが出ていたと実感。
しかしお湯だけだと、なんだか髪がべたついてしまう。
当たり前です。
当時はシリコンガンガンに入った整髪料を付けていた。
お風呂上りはシリコンのオイル系トリートメントを使っていた。
シリコンどんどん蓄積されていっていたと思う。
シリコン入っているんだから、ちゃんとシャンプーで落としていたら良かったのでしょうね。
日が経つにつれて髪がベトベトしてきたような気がしたけれど、「これはそのうち体が慣れて皮脂が落ち着いてくるはず!」と思い込みました。
美容院でシャンプーしてもらうと髪が細くなった気がしたのは気のせいではないでしょう。
髪にこびりついた被膜が取れて細くなっていたのではないかと。
頭皮はにおわなくなったけれど髪がなんだか重すぎる。
かゆみとオサラバできた点で言えば成功。
でも髪べたべたはイヤです。
ネット情報をあさり、色々試す→これと言った効果なし
ここでやっとネット情報を漁り始める。
でも、今と違ってそこまでの情報は載っていませんでした。
試したのは以下。
- お酢でリンスする
- 軍手をはめてその手でこするように洗う
- ブラッシング
- 湯シャン時間を長くする
- 熱いお湯で洗うことで皮脂を落ちやすくする
効果のほどはどうだったか。
全く効果なし(笑)!
お酢リンスめんどくさいしいい香りではない。
軍手をはめて洗うの洗いにくいし、そもそも皮脂ではなくおそらくシリコンでべたついていたのだから効果なし。
しかも熱いお湯で洗うことで頭皮のかゆみ再発です。
唯一「おっ」と思ったのがブラッシング。
ブラシがめちゃ汚れんるんです。
たった一日ですごいカスが付く。
これが取り切れていないべたつきの元なのでは?
そこから試行錯誤し、自分的ベストな方法にたどり着きました。
今現在の私の「におわない湯シャン」のベストメソッド
まずは入浴前にこれでもか!というくらいブラッシング
「ブラッシングなんてとっくに試したけれど効果なんてなかった!」
というあなた。回数を増やして再チャレンジしてみてください。
これでもか!というくらいの回数、ブラッシングするのです。
(力強くしすぎて頭皮を傷めないでね)
私は5分ほどテレビを見ながらブラッシング。
ブラシは自分でも引くほど汚れます。
そのブラシは入浴時に浴室に持ち込みましょう。
そしてブラシをシャンプーで洗うのです。
本来シャンプーで最もよく落ちる類の汚れだから簡単に汚れが取れますよ。
私は木の櫛(百均)を使用していますが、普通にシャンプーで洗っています。
こんな感じの櫛↓
シャンプーを泡々にして櫛の目に刷り込むようにするのがポイント。
櫛がいい香りになるのもGood。
安いドラッグストアのシャンプーで十分。
普通に湯シャン
ブラッシングをしっかりすると、湯シャン時の指触りが全く違うことに気が付くと思います。
すでに洗う前からサラッとしているというか、素髪感が感じられるというか。
ぬるめのお湯で適当にマッサージしながら洗って完了。
時間にしたら5分も洗っていないんじゃないかな。
ちなみにお風呂で使うトリートメントも使いません。
「栄養をしっかり与えるならバストリートメント必須」というのを信じていたけれど、私は毛髪がド健康&ショートヘアなため、トリートメントなくしても全く変わりませんでした。
お湯で落とせる整髪料に変えた
整髪料は使いたいけれど湯シャンとは相性悪いよね……
という悩みを解決してくれたのが「お湯で落とせる整髪料」。
色々あるけれど、私はミルボン ニゼル ドレシアコレクション ジェリーを使用。
髪がつやっと見えて、なによりお湯で落とせる!!!
ほかのお湯で落とせる系より安い!
1000円代でアマゾンで買っています。
これを付けている日も手順はいつもと同じです。
ブラッシングいっぱい→湯シャン。
ニゼルジェリー、甘い香りが強く自分でつけていると「香り強すぎ」と思うけど周りにはちょうどよく香っている模様。
小さい娘が何度もにおいをかぎに寄ってきてくれます。
週一で炭酸シャンプーを使う
そうはいっても、毎日続けていると少しべたつきが気になるorシャンプーしてすっきりしたい衝動に駆られる。
美容院でセットしてもらった日にワックス落としたい時なんかも。
そんな日に、ホームケアとして売られている炭酸シャンプーを使用。
今使っているのはナプラの炭酸シャンプー。
週1、もしくは2週に1度しか使わないためかなり持ちます。
良心的な値段設定で、必要十分。
青リンゴのほのかな甘い香りが好みです。
正直炭酸の効果のほどは「?」だけど洗うとさっぱり。
でも乾燥しない。
柔軟剤によくある「グリーンの香り」的な香りが好みの方は気に入るのではないでしょうか。
素髪にリセット出来る感じがして良い。
ドライヤーの熱から守るトリートメント
使った方が良いと思うけれど、「これ!」と言うものにまだ出会っていません。
今はショートだからまだいいけれど、これから髪を伸ばしていきたいのでいいものを見つけたい。
理想としては、ノンシリコンでオイル系。手ごろなお値段。
湯シャンに響かないもの。
もう湯シャンが快適すぎて辞められません。
まとめ:湯シャンのメリット・デメリット
メリットは↓
- 上手くやると洗髪時間の短縮になる
- 頭皮がにおわない
- 頭皮がかゆくない・乾燥しない
- お金がかからない
デメリットは↓
- 「シャンプーのいい香り」が髪につかない
- 自分に合う方法を見つけるまで試行錯誤が必要
- 油分多めの肌の方には合わないかも
頭皮の乾燥が辛いときはシャンプーの刺激のせいかもしれません。
選択肢の一つとして湯シャンはなかなかありですよ。
20代までは湯シャンでも程よいツヤが出てたのが、20代終わりから明らかに髪につやが無くなり乾燥して広がってくるようになりました。
「もう湯シャンできる年じゃないのかも……」と湯シャンを断念しコタへ移行&継続。
しかし最近猪毛ブラシを使い始めたことでツヤが戻ってきたため、また湯シャン生活へ戻すか思案中。


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