あんなに怖かった運転が今では楽しい。

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Image by Jill Wellington from Pixabay

1年前まで超運転が怖かった私。

ハンドルを握れば手汗でびしょびしょ。

(ハンドルのセンサーが効かなくなる程(笑))

「かもしれない運転」が行き過ぎて、歩行者が全員飛び出してくるんじゃないかという恐怖でいっぱい。

テレビで事故のニュースを見れば「明日は私がニュースに映ってしまうんじゃ……」と心配しすぎて恐怖。

最初はそんな感じだった私ですが、今では運転が楽しいです。

運転中にポジティブな言葉のシャワーを浴びるべくプレイリストを作った
運転中に聴くプレイリストを「前向きになるような歌詞の曲」ばかりにしました。脳は耳から入った情報の真偽を判断できず、多量に浴びた言葉が無意識に自分の声となってしまうから。それなら少しでも前向きになれる言葉を聞こう!と思い立ったため。
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車で行ってみたい場所があるなら挑戦してみよう

子供の頃に、自転車のルールを知らない状態から何度も練習して、ちゃんと乗りこなせるまでになっているはず。

車も同じ。

ただ、殺傷能力の高い物であることに変わりなく、自転車より一層の気を使います。

沢山イメトレして挑戦してみましょう。


車の運転が怖いのは悪いことじゃない

「運転に関し恐怖心がある」って運転をするうえでの必須の適性の一つじゃないかと思っている。

恐怖心を一度も感じずに運転している人の方が恐ろしいです。

初心者マークを付けている車に対して「下手な運転しやがって」と悪態をつく人が握っているハンドルの方が私は怖いです。

「自分の運転が上手い」とうぬぼれている人の方が怖いです。

運転に恐怖を感じるという事は「自分が凶器になりえるかもしれないものを扱う」と分かっているから。

刃物の扱いと同じ。

間違った使い方をするととんでもないことになるという想像力がきちんと働いているから怖いんです。

想像力がないと事故を起こす確率って上がると思いませんか?

きっと運転に対して恐怖心がある方なら、スマホを見ながらのながら運転なんてしない(怖くてできない)でしょう。

他の車を煽ったり、無茶なスピードをだしたり、飲酒運転をしたりなんてしないはず。


運転に対する恐怖を和らげる方法

ただ怖がって何もしないで運転もしなかったら、いつまでも運転には慣れません。

大丈夫、ひとつづつ慣れていけばいいのです。

目的地までの道を事前に確認しておく

目的地までの道をグーグルマップで確認しておきましょう。

一方通行の場所や、「二つ目の信号で左折」「右折できるよう早めに第3車線に入っておこう」などをイメトレ。

道を全て覚えなくても、一度丁寧に確認しておくだけでも大違い。

当日、車のナビに表示される道や地名に見覚えがあるだけでちょっと安心しますよ。

バックミラーばかり気にしない

後ろばかり気にしていると、運転も人生も事故りやすい。

「煽られないかな」

「スピード遅いって後ろの車に思われていないかな」

初心者マーク&ドライブレコーダーがあるんだから大丈夫。

初心者マークを付けていれば、良心的な一般ドライバーは距離をガンガン詰めてきたリしません。

そういえば車を運転し始めた当初、何も違反してないのに白バイに止められたことがあって「何!!?」とうろたえたことがある。

留められた理由は「アドバイス」でした。

初心者マークを付けていたから、「もっとこうした方がいい」という警察の人目線での運転アドバイスをいただきました。

(運転に慎重すぎて、車のスムーズな流れを乱していたっぽい。)

もしそんな風にアドバイスで停められた時は、次回に活かしましょう。

道を間違えたら

ナビで表示されてる道を曲がり損ねたりしてしまったら、プチパニックを起こす前に路肩に止められる場合はハザードをつけて停まりましょう。

道を間違えてもナビが再度表示してくれるから、確認し直して発車すればいいのです。

道を少し間違えたくらい大丈夫、道はちゃんと続いているよ。

ナビに表示されている道を確認し、落ち着いてから車を動かせばいいのです。

もしすぐに路肩に止められなさそうなら、コンビニの駐車場に一時的に入る・そのまま車を走らせて停められる場所まで出る等してみてください。

車線変更の恐怖について

車線変更時はサイドミラーをよく確認。

慣れないうちは車線変更時に「今行っていいのかな!?」と不安になるでしょう。

ウィンカー出した途端になぜか隣車線でスピード上げてくる車もいる。

こちらが車線を変更し始めた途端にかぶせるように後続車が車線変更しながら割り込んできたリもする。

だから、慣れるまでは助手席に慣れた人に座ってもらって見てもらい、「いまだ!」とゴーサインを出してもらってタイミングをつかむ練習をするのもいいでしょう。

あなたの車が車線変更して自分の車の前に入ってくるのを、優しい車がスピードダウンしながら待ってくれたりもします。

そんな時、余裕があれば1~2秒ほどハザードをたいて感謝の意を表す「サンキューハザード」をするとお互い気持ちがいいですよ。

(でも本当に余裕が出てきてからの方がよいです。)

バック駐車が苦手なら

「隣の車にもしぶつけたら……」

という不安。

時間があるときに、広いスーパーの駐車場や自分の車を止める駐車場で練習しましょう。

私はひたすら実家の敷地内で駐車の練習をしていたら、近所の人に不審な目で見られました(笑)

実際に出先で駐車する時はドキドキすると思うけど、丁寧にゆっくりやりましょう。

焦るのが一番危ないです。

安全第一!

歩行者(特に高齢者と子供)がフラフラ歩いているor自転車に乗っている場合は要注意。

左からすり抜けてくる原付も要注意です。

特に原付は見逃しやすい。

教習所でも言われたと思うのだけど、左折時は左をすり抜けようとする自転車・原付・バイクの確認をサイドミラーで絶対に行いましょう。

もちろん歩行者が来ないかも確認。

右折時は、対向車線の車が来ないタイミングを落ち着いて図り、歩行者が来ないかをよく確認して落ち着いてゴー。



慣れが肝心

「運転が怖い」のは、運転に関して成功体験がないから。

やっぱり恐怖心はすぐには取れません。

慣れが必要。

よく使うスーパーまでの道、適当に決めた近所のドライブコース。

取りあえず「1コース」慣れるまで繰り返し運転してみましょう。

「ここは右折車が多いから第一車線を通るのがいい」

「この道は信号がないけど歩行者がよく横断する」

など、道の癖を掴むこと。

一つのコースを何度も通って慣れてくると、ほかの道でも応用が利くようになります。

どんなに家から近くても、慣れるまではナビに入れて、ナビにサポートしてもらいましょう。

万が一トラブルが起きたら

落ち着きましょう。

場合によっては警察・消防へ連絡。

けが人を出した場合は救護。

ガス欠等車の問題ならJAFへ連絡。

「自分が車の運転において何が心配なのか」を明確にし、もしその心配事が現実になった場合の対処法を調べて知っておくこと。

まだ大したトラブルを起こしたことはないけれど、車に乗るたびに気を引き締めています。

体調が悪い時は運転を避ける

寝不足の時・体調が悪い時・心理的に疲弊している時は絶対に運転をしないようにしています。

私は女性なので、生理が重い時も同様。

そういう時は、必ず判断力が落ちるからです。

どうしても運転せざるを得ない時は、かなり慎重運転。

なんなら初心者マークも付けています。

失敗談:一方通行を逆走しそうになった話

車で一方通行を逆走しかけたことがあります。

一方通行ってわかりにくくないですか?

一方通行を逆走し始めようとした時に丁度向かいから車が出てきてジェスチャーで「ここは一方通行だよ!」と教えてくれました。

すぐUターンできる場所だったので助かった。

教えてくれた方が怖い人で怒鳴られたりしていたら、運転に対する恐怖心がさらに増幅されていたことでしょう。

(もちろん一方通行に入りそうになった私が悪いのは間違いない。)

でも、超初心者ドライバーだったので初心者マークを付けていたからか、助手席にいた方がニコニコとしながら「こっちは入れないよ!」みたいな身振りをやってくれて、申し訳ないやら助かるやら。

それ以来「安全第一の優しいドライバーになる」のが目標です。


習うより慣れろ。安全第一で。

行ってみたい場所に自由に行くために、小さな練習を積み重ねましょう。

私は「娘を連れて行きたい場所」「自分の行きたい場所場所」へ行きたい一心で運転していたら、気付けばあんなに怖かった運転が楽しくなっていました。

お互い安全運転で楽しいカーライフを過ごしましょう!


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