子供は家で学べないことを保育園で学んでくる

子供が大人に教えてくれること
Image by Bessi from Pixabay

保育園にも慣れ、毎日楽しそうに通ってくれているアプちゃん。

希望した園が全て落ちた末に最終調整でやっと入れた園に行っています。

最初は親子ともに不安しかなかったですが、人気がないことが信じられないほどいい園でした。

人生に必要な知恵はすべて幼稚園の砂場で学んだ」という本があるけど、まさにその通り。

社会で生きる上で最も大切なことって、幼児時代にすでにみんな学んでいるのかもと思わせられることの連続です。

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みんなそれぞれ全く違う

アプちゃんが保育園から帰るたび「○○ちゃんは△△なんだよ!」と興奮して教えてくれる日がある。

  • 手づかみで給食を食べる子がいる
  • みんなで何かをやるときにすぐどこかへ行ってしまう子がいる
  • 好きな色がそれぞれ違う
  • おしゃべりが得意な子、そうじゃない子がいる
  • 工作するとみんな違う作品になる
  • ねんどで作る作品も違う
  • 優しい子や元気な子など色々
  • 女の子だけでなく男の子がいる

「○○くんはどうして△△なの?」と聞かれるたび「みんなアプちゃんみたいにそれぞれ得意なことと苦手なことがあるんだね」と返しています。

自分が出来ることが出来なかったり、逆だったり色々。

上靴を綺麗に揃えられる子もいるし、鉄棒にぶら下がるが上手な子もいる。

特に初めは「クラスには女の子しかいない」と言っていたほど男女の区別がつかなかったのが、最近やっと世の中には男の人・男の子がいると分かってきた。

(じいじや私の弟のことも、何度教えても女性だと思ってた)

「アプのクラスはねぇ、男の子もいるんだよ!」と衝撃を受けていました。

大人も子供もみんな自分とは違う人間で、好きなことも得意なことも違う。

当たり前なはずなのに大人になると忘れがちな「個性に正解はない」ということを身をもって学んでいる最中なんだろうな。

家以外の居場所があることの大切さ

今までは家=私の側が唯一の居場所だった。

現在、そこに保育園という居場所が加わりました。

居場所が複数あるというのは精神衛生上とてもいいことです。

保育園が居場所になってくれたというのは先生やお友達のおかげ。

入園というのは「世界は広い」ということを実感する一歩だと思う。

また、子供を気にかけてくれる大人は一人でも多い方が子供の心の成長にプラスだと考えています。

子供の心の愛情を受け止める部分は穴が空いていて、大量の愛情をもらうことによってその穴がふさがり安定した心理状態を手に入れられるというイメージ。

メインの養育者ひとりだけじゃ到底その穴は埋めてあげられない。

だから、保育園の先生方には感謝しかありません。

親のいない場所で挑戦すること

通い始めた初期の頃、アプちゃんはいつも「ドキドキして上手く話せない」と言っていました。

不安からか「保育園行かない」と言っていた期間もあった。

保育園の朝は時間と子供のご機嫌との闘い【「行きたくない」と言われた時の対処】
アプちゃんの保育園登園自粛期間が終わり毎日車で送り迎えしています。片道20分くらい……のはずなのに、朝は道路が激込みでとてもじゃないが20分では送り届けられません。加えて3歳児のマイペースっぷりに手を焼く日々。...

今はガンガン先生に話しかけ、お友達に声をかけて遊んでいます。

お友達の保護者さんにも自分から挨拶するようになりました。

入園で私と離れることは、アプちゃんの人生で一番緊張と不安が強かったのではないかと思う。

よく自分の力で乗り越えたね、がんばったねと感じます。

自分で乗り越えたことは自信に繋がるし、これからもきっとたくさんの挑戦を保育園で経験していくのでしょう。

自分から助けを求めること

家に居たら私が気づいて助けてあげられることも、外では自分で声を上げないといけません。

常に大人が自分だけを見てくれるわけではないからです。

楽しかったことに加え「今日は困ったことあった?」と聞くようにしている。

「ママに会いたくて泣いちゃった」という事はあれど、それ以外で困ったことはないという。

なぜなら自分で先生に助けを求めたり、お友達に助けられたりして過ごしているかららしい。

「自分で解決できない困った時は先生に困ってますって言えばいいんだよ」を実践してくれています

そして予想外にお友達がたくさん助けてくれるっぽい。

(主に4月生まれの発達の早い子が助けてくれるみたい)

そうやって自分が助けてもらったように、ほかの子を助けたりもしているらしい。

凄いなと思う。

優しさの連鎖ですよね。

私だけじゃ到底教えられないことを自然と集団の中で覚えてきてくれます。

何をすると人に嫌がられるか

先日トイレ中にお友達にドアを開けられて嫌だったそう。

(家ではアプちゃんが私のトイレ中に唐突にドアを開けてくる)

プチ嫌なことはたびたび発生しているようで↓

  • 玩具を独り占めしたかったのに他の子も使いたがって取り合いになったこと
  • 逆に使いたいおもちゃをお友達が独り占めしていたこと
  • 一人で遊びたいのにお友達がずっとついてきたこと
  • 逆に一緒に遊びたいのに遊んでもらえなかったこと

大人から見たらほほえましくても、子供にとっては真剣。

そういったやり取りの中で学ぶことは多いですよね。

相手にも気持ちがあって、何かをしたり言ったりしたときの相手の反応の積み重ねで「これをすると嫌がられる」と学んでいける。

いくら大人が口で言うより、自分で「今自分がこうしたから嫌がられた」「相手にこれをされて嫌だった」と感じるのが一番の学習になる。

みんな素直だから、ちゃんとごめんねを言う。

それで喧嘩してもすぐ一緒になって遊び始める。

しがらみのないこの時期はそういうのを学ぶのに最も適しているんだろうなと感じます。

余談ですが、近頃アプちゃんのクラスで「○○しよ(○○して)」「だめ~」というやり取りするのが子供の中で流行ってるっぽい。

取りあえず否定するのが楽しいらしい。

みんなニコニコしながら「嫌です」と言ったり言われたり。

なんでも遊びにしちゃうよね(笑)

親だけじゃ教えられないことを学ぶ場

アプちゃんの保育園は特にこれと言ったスキルは教えてくれない。

でも字を書くことも読むことも計算も親が教えられる。

親が教えられないことを集団保育の中で自然と学んできます。

先生たちも子供の好奇心を大切にしてくれているのが伝わってくる。

毎日新鮮な驚きの連続って子供時代しかなかなか味わえない。

ちょっと羨ましいです。

私も3歳になって保育園に通ってみたい。

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