3歳になった娘のアプちゃん。
言葉はかなり達者だけど行動に関しては慎重派です。
なかなかブランコに乗らず、滑り台も怖がって滑れなかった。
いつも他の子がやっているのを観察したり、公園を走りまわったり、虫を観察したり。
運動は好きそうだし、そのうち遊具も自分のタイミングでやり始めるだろう(でもやっぱり少し不安)。
そんな風に思っていた中、せがまれて公園へ行った昨日急に事件は起きた。
いきなり遊具マスターになりました。
ブランコもスイスイ、滑り台も一人の力で滑りきる。
本当に急。どんな心境の変化があったんだろう?
ブランコに乗れるようになった
はじめ、赤ちゃん用のかごみたいなブランコでさえ泣き叫んで乗れませんでした。
かなりのビビりでブランコにやっと座れるようになったのは2歳夏。
揺れるでもなくじっと座ってるだけ。
ブランコタイム=おしゃべりタイムでした。
それが昨日のアプちゃんは何かが違った。
おもむろにブランコに座ると「押して!」と言い出した。
普段はちょっとでも揺らすと怒るのに「お姉さん(←横でブランコしてた小学生の子)くらい高くやりたいの!」と。
さすがにお姉さんと同じくらいは無理、でも揺らしてあげると満足そう。
ブランコが止まると次はなんと立った、ブランコの上に。
つい前日までビビりまくってたのに。座ってただベンチみたいにしてただけだったのに。
「立てたよ!」と嬉しげ。
アスレチックを自分から挑戦し始めた
ブランコを怖がるくらいだからアスレチックなんてもっての他。
私の方が楽しくて、筋トレ代わりにやってたくらい。
どれだけ誘ってもやらなかった。
それが昨日は忍者のようなロープの足場に挑戦。
もちろん初めてなので足を踏み外し足だけ隙間から落下。(体は落ちない作りの遊具です)
でも泣かない。泣く気配すらない。
今までなら確実に泣いています。
ターザンロープもやりたがる。しかも一人で。
いったいどうしちゃったのよ……?
滑り台を一人で滑れるようになった
これまた一人で登るのも滑るのも出来なかった高さのある滑り台。
いつも赤ちゃん用の小さい滑り台で赤ちゃんに交じって遊んでいました。
昨日は「ママと手をつないだら滑れる気がする」と言い出し、なんと私の補助なしで階段を上っていった。
お散歩マーチ(おかあさんといっしょの歌)のワンフレーズ「ゆっくりゆっくり歩きましょ~」を歌いながら登って行って、滑り台も手をつなぐことなく一人で降りてきました。
なぜだろう。あれだけ恐れていた滑り台なのに。
お友達と遊べるようになった
今まではお砂場で他の子が「一緒に遊ぼ」と言ってくれても恥ずかしくてモジモジするだけだったアプちゃん。
いきなり輪に入って遊びだす。
そりゃ子供同士ってすぐ仲良くなるけども……前日までの様子との違いが……。
楽しそうでした!
きっかけ待ちだったんだろうな
おそらくきっかけ待ちだったのだと思うのですよね。
彼女なりの理由やきっかけがあって、一気にできたんだろう。
最近を思い返しても特にこれといったきっかけは思い当たらない。
だから彼女の中でなにか感じる部分や体験があったのでしょう。
子供も一人の人間。
心のなかを全て把握するなんて親でも出来ない(というか出来たら怖い)。
遊具で遊ぶ能力もお友達と関わる能力もとっくに持っていたんだろうな。
それが表に出てくるまでに時間がかかるから外から見てたら「急に成長した」と感じるんだろう。
たった一日で変わったように見えるだけで。
本人の持つ能力とそれが誰もが見て分かる状態になるにはタイムラグがある。
思い返せば子供の成長はいままでずっとその連続でした。
本人も満足そうで、嬉しそうで、達成感を感じていそうな輝いた顔。
その表情をみれるだけで親でいさせてもらえるということって幸せだなと思います。
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