ずっと以前何かの映画でこんな世界観の物を見た。
学校で本人の得意な事・不得意なことをAIかなにかが見極めて、最も適切な職業を割り当てられるというもの。
卒業式の日に自分の職業を通知されて、働くことになる。
(15歳だったか13歳だったか、卒業する年齢は結構幼かった記憶)
用意されている職業は人間が生活するうえでどれも欠かせなくて、よって職業の貴賤はない。
主人公が割り当てられた仕事をしているうちに、何かのきっかけで外への秘密の通路的なのを見つけて知らない世界を見て……的なストーリーでした。
かなり前に見た映画だからタイトルも覚えていないし細かい設定はもしかしたら間違えて覚えているかも。
タイトルがどうしても思い出せません。

ずっと何年も心のどこかにこの映画があって、「自分にぴったりの仕事を性格やスキルを分析して勝手に割り当ててもらたらな~」とたまにありもしないことを考える。
(もちろん仕事含め自分の力で生きていかねばならないのは承知です。)
この映画の設定では「転職」とか「その仕事が続けられなくなったら」とか「新しい職業が生まれてきた場合」は描かれてなかったように思います。
また、現実と比べてかなりミニマムな社会であり出てくる職場もホワイトばかり。
なにより十代の頃の性格・思考・スペックだけで適格とされた職業が一生その人にとってのベストな職業である可能性はそう高くはないはずで、現実味は薄い設定だった。
もし現実の世界が映画のようだったとしても、ほころびは必ず出てきて苦しむ人も出てくるでしょう。
でも、もし「今の自分」にぴったりな職業をAIが判断してくれて、就活することなく就職できるならいいよな……
と転職活動中の私は夢見てしまう。
「自分に適職」かつ「その職場に適した人材」とAIが斡旋してくれた職場でみんな一日のうちの3時間くらい働いて、ほかの3時間くらいは自分で選んだ挑戦したい職場で働くようなシステムにならないかな。
社会を支える国営の仕事として3時間、やってみたい仕事として自分で稼ぐ3時間。
国営の方はほぼみんな17時には家に帰れるような勤務スタイルで。
これだけコンピューターが発達してるんだから、みんな時短スタイルで生きていけたらいいのに。
スーパーのレジはユニクロみたいに自動で金額を計算してくれてほぼ無人で24時間買い物出来たら嬉しい。
しかし今の日本社会だと前者(国営)の仕事は「介護・物流」が過半数を占めるようになるのかな?
お医者さんとかそんなシステム無理だよね~。
海外移住した場合はどうなるのか。
そもそも実際に割り振られるような社会になれば、映画のようにシステムの外へ出ていきたくなるのかもしれない。
そんなことを考えつつ転職活動をしています。
妄想するだけならタダ。
現実的ではなかろうが、自分で勝手に考えるだけならいい息抜きです。
ということで今日も面接に行ってきます。
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