最近アプちゃんは私がシャンプーしてあげようとすると激怒する。
どうしても自分で上手く出来ない部分(耳の上)だけは手伝いたいのに、手を出すと彼女の怒りスイッチがオン!
泡が目の方へ垂れそうになっていたから声をかけて拭っただけで激怒。
かといって、そのままにしておいて泡今にも目に入りそうになると激怒……(笑)
だから最近はまず自分で気の済むように洗ってもらって、その後あの手この手で仕上げ洗いさせてもらっている。
自分のことを自分でやりたがる時期なんでしょうね。
3歳が自分でシャンプーするやり方
浴室に行くと、私に手を出されないうちに自分で髪を洗い始めます↓
- 壁にシャワーのホースをかけたままお湯を出し、修行僧のようにお湯に打たれる
- シャンプーを付けた手で髪をなでる
- また打たせ湯にして泡を流す
お湯を出すのも止めるのも自分で。
とにかく自分でやらないと気が済まないらしい。
髪をワシャワシャやるのが上手く出来ないから、なでているだけ。
私が「指をこうやるといいよ」と実演して魅せると頑張って真似してくれるから少しずつワシャワシャできるようにはなりつつある。
でもやっぱりまだシャンプーをこすりつけてる感じ。
シャンプーを流す時も頭の上から打たせているだけだから、泡がかなり残ってしまう。
以前はその状態から手を出させてくれなくて、怒ってくるのを承知で私が再び流していました。
(一から十までやらせてあげたいけど、さすがに泡だらけで終了させるわけにはいかないし)
目をぎゅっとつぶって、意を決してお湯に打たれにいく真剣な姿が可愛くて大好き。
たまに「口にシャンプー入った!」と大騒ぎしつつも、自分でシャンプーしたという満足感を得ているみたい。
シャンプーにもこだわりがあり、プリンセス等の可愛いシャンプーじゃないと嫌なようで色々ローテーションして使っています↓
家事はなんでもやりたがる。
「自分もやる!」とよく言うようになってきた。
保育園がお休みの日は料理も一緒に作ります。
3歳のクリスマスにプレゼントした本物の包丁を使って一緒にサラダを作ったり、皮むきをしてもらう。
(もちろん目は離さないし包丁は一緒に握る)
「マヨネーズを作ってみたい」というから一緒に作ってみたり。
掃除機もかけたいというので、かけてもらう。
もちろんコンセントの抜き差しは私がやるし、正直掃除機のかけ方が下手なので部屋はキレイにはならない(笑)
「部屋を綺麗にしてもらう」という目的でやってもらっているわけではないからいいんです。
「掃除機をかけたい」という気持ちが満たされて、「自分も大人のように掃除機をかけれた」と自信になってくれたらそれでいい。
結果部屋がちょっとでも綺麗になればラッキーくらいの感じ。
「お掃除楽しかった?」と聞くといつも「楽しかった!」と返ってくる。
時間もかかるし様子をみてないといけないから楽ではない。
でも楽しそうにやっている様子を見ていると私も幸せな気持ちになるから、決して「子供のため」だけではない。
win-winだなーと感じてます。
子供の「やりたい」という気持ちに水をさすと、きっと後々後悔する
本人が自分のことや家事について「やってみたい!」と言ったことは何とか工夫してやらせてあげたい。
(すべての希望に応えられるわけではないからこそ、出来ることはやらせてあげたい)
もちろん最初は上手く出来ないし時間がかかる。
でも「いいよやらなくて、ママがやるから」を繰り返したら、ゆくゆくは挑戦する勇気を私が奪い取ってしまうことになる。
子供の挑戦したい気持ちを尊重したいなと思うのは、自分が子供時代に「やりたい気持ち」をあまり尊重してもらえなかったことが多かった経験が大きい。
自分が幼稚園児だった頃、洗濯等のお手伝いのたびに言われていたことや、傷つく気持ちを今も覚えている。
- 「この干し方は違う!この畳み方は違う!」
- 「やるならもっと早くやって」
- 「なんでそんなに上手く出来ないの?」
- 「もうやらなくていい」
おそらく、うまく干せていなかったんだろうし畳むのもへたくそだったんでしょう。
今となっては「親がやった方が早いし子供が上手く出来なかった分のやり直しに時間を取られる」という事情は理解できます。
子供がやる様子って大人からしたらどうしてもモタモタして見えるから。
ただ、やっぱり挑戦したいという気持ちをたとえ上手く出来なくても感情的に怒ってはいけないと思う。
「完璧に楽しい気持ちしか与えない」なんていうのは無理だけど、挑戦したい気持ちを傷つける経験を親からたくさん与えられるというのは心に積ませたくない。
初心者は下手でもいいんだよ。
やりたいと思った時が初め時じゃない?
小さい時にやりたい気持ちを摘んでおいて、大きくなった時に「うちの子は何もできない」となるのが一番避けたい。
我が家は母子家庭という事情もあり、タオルの畳み方がぐちゃぐちゃだろうがご飯の具材の大きさがバラバラだろうが、子供がやる家事に時間がかかろうが文句を言う人がいない。
私もアプちゃんを見習って色々挑戦していきたいです。
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