3歳児のお年玉の額と本人が決めた使い途

日々の暮らし
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0~2歳までは500円玉1枚だった私からアプちゃんへのお年玉。

今年からは500円×年齢の額を毎年あげることに決めました。

毎年500円ずつ増えていく。

お年玉はちょっとしたお小遣い感覚と思っているのであげすぎたくないし、少なすぎて何も買えないのもちょっと……

500円×年齢なら、18歳になっても9,000円。

お正月の初売りで年齢相応の欲しい物は充分買える金額じゃないかと思う。

去年までは100%貯金だったけど、今年はお金を使う練習もかねて500円だけ本人に使い途を決めてもらって使ってみました。

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500円以外は堅実に貯金

500円×3歳なので今年は1,500円

親戚からのお年玉も頂きましたが、アプちゃんと相談してお正月に自分で使い途を決める額は500円だけと決定。

残りはお姉さんになったアプちゃんが使う分として貯金しようとなりました。

(貯金に関してはほぼ私の意見をのんでくれた)

どうしても欲しかった自転車はサンタからもらえたし、今の時点でどうしても欲しい物というのはない様子です。

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500円で入場できる遊び場(←動物と遊べる)に行ってもいいし、お菓子を買ってもいいし、イオン行って色々見て決めてもいい。

セールでおしゃれグッズも500円で買えるかも。

そんなことを伝えた結果、アプちゃんが選んだのはイオン。

本人大満足の使い途

道中は「お菓子買おうかな、カチューシャ買おうかな、どうしよ~」とキラキラしながら悩んでいたのが、

イオンに着いた途端に「ゲームセンターで遊んでみたい」と言い出した。

我が家はあまりゲームセンターに行きません。

スーパーの隅にあるガチャガチャやクレーンゲームは何かの折にねだられて「一回だけ」の約束でしたりするけど、ゲームは滅多にしない。

アプちゃんが「うるさいのが嫌」と言って常日頃からイオン内のゲームセンターにも近寄らない。

私もこれといってゲームセンターに連れて行ってなかった。

それがどんな風の吹き回しかゲームセンターに行きたいという。

イオン内のゲーセンに向かってみると、耳もふさがず中に入っていって太鼓の達人で鬼連打している親子の後ろに当たり前のようにチョコンと並んでいました。

太鼓の達人はちょっと難易度高いからアンパンマンの太鼓のゲームをお勧めすると喜んで、

「ママも一緒にやろうよ!アプがママの分もお金入れようね」と誘ってくれる。

500円しか遊べないのに私の分まで気にかけてくれるその優しさだけもらっておきました。

500円でかなり遊べるという発見

結局、アンパンマン太鼓・魚のゲーム・女の子向けの可愛いゲームで遊んで気付けばあっという間に1時間。

最後に残った100円で、おやつのチョコをクレーンゲームで取ってママと食べるんだ!

と言い出して挑んだお菓子のクレーンは一個も取れず。

「スーパーで買えばよかったな……」と落ち込んだ顔。

「もう一回!」と言うかと思ったら、500円という約束に納得していたのかすんなりゲームセンターを出てくれました。

車を運転するゲームもやりたがったけどアクセルに足が届かず断念。

子供向けお着替えプリクラも背が足りず断念。

それでも、普段行かないゲームセンターに大満足だったようです。

無駄遣いしないとお金の使い方は学べない

自分が子供の頃を振り返っても、「失敗しないとお金は上手く使えない」ものだと思う。

私は子供時代、お小遣いなし・お年玉は全部親が管理だったから大学生になるまでお金を使う経験がほぼなくて、

自由に使えるお金を手にした時に何をどう買ったらいいのかさっぱり分からなくて心底困った

大人になっても欲しい物でも買っていいのか分からなくて、逆に意味不明な浪費してしまったり。

小さな失敗ですむ子供時代にお金の使い方についての失敗を積んでおくのは大切なんだろう、きっと。

「ゲーセン行きたい」と言われたときは内心「それ無駄遣いじゃないか」と思う自分がいたのだけど、アプにとっては無駄遣いではなく勉強だったんだと思います。

というか無駄遣い云々以前に、普通に私もゲームセンター楽しかった。

なによりアプちゃんが楽しそうで、この500円の使い方は価値があったと思う。

人生で一番楽しいお正月

その後私の服やアプちゃんの靴を激安で買ったり、喫茶店でのんびりしたり。

明日も遊び尽くす予定。

今年のお正月はとても楽しい。

一年の計が元旦にあるのなら、今年はきっと幸せな年だと思います。


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