先月、我が家の3歳娘アプちゃんに着物を着せて七五三へ行ってきました!
最初こそ嬉しそうにしていたものの、終わるころには「帰ろうよ」「お腹すいた」の連発。
アプちゃんも着物を着るのが人生初だったけど、私も着物を着せた幼児を連れてその写真を撮るのは人生初。
反省も込めて、可愛い着物姿をシャッターに収めるコツを残しておこうと思う。
家での準備
事前に着つけの練習はマスト
着物は【きものレンタルwargo】で借りました。
3歳の着物の着付けは帯締めないでいいし簡単だろう!
……と思ってたけどそんなことなし。
裾をどうやって上げたらいいのか、紐をどう使えばいいのか全く分からず。
youtubeを見て勉強です。
事前に着せてみて良かったです。
下駄を嫌がったら
普段はくクツとはだいぶ違う下駄。
もし歩きにくそうなら、現地で履かせて出来るだけ下駄時間は短めに。絶対に下駄を履いた写真を撮りたい場所が決まっているならそこで履き替え。
現地までは靴で。
アプちゃんは下駄だと歩くスピードが遅すぎたので私が抱っこして歩きました。
しかし、下駄についてた土が私のフォーマル服につくわ、足を広げて抱っこされたがるから着崩れるわ。
荷物が増えても靴持ってきたらよかったなと思った。
当日、子供の準備は一番最後に
子供の支度(着付け)を最初にしてから親の身支度をすると、その間子供が待つことに。
普段着ない着物を着て遊んで待つうちに着崩れる可能性もあるし、気慣れない着物にどんどん機嫌が悪くなるかもしれない。
そしてトイレを済ませてから着つけた方が良い(着崩れ防止)。
家を出る直前にトイレを済ませたいと思うと、やはり子供の着付けは家族の中で一番最後がオススメです。
お漏らし対策
かなり上手にトイレが出来るようになったとはいえ、たまにお漏らしをしてしまうのも事実。
外で「おしっこ!」と言われたときにすぐ傍にトイレがあるとも限りません。
我が家の場合レンタル着物だったのでお漏らし厳禁。
自前の着物でも、お漏らしは出来ればしてほしくないですよね。
せっかっくの着物デーに「トイレは大丈夫か?」「漏らさないか?」とソワソワするのも避けたいところ。
なのでパンツの上から大き目サイズのおむつを履いてもらいました。
我が家は非常時に備えたビッグサイズの子供用おむつが用意してあるのでそれを使用。
「着物ではお漏らし出来ないから、おむつ念のため履いていくのはどう?」
と事前に娘に提案してみたらすんなりオッケーを出してくれた。
結果的にお漏らしなしだったけど「漏れても大丈夫」という安心感で落ち着いて参拝できました。
外出先でのコツ
写真は子供が飽きる前に
はじめこそ普段着ない着物や大きな神社等のロケーションに興奮して楽しそうに過ごしてくれていましたが……
写真を撮られまくる挙句本人的にはつまらない七五三の祝詞タイムを過ごして少しづつご機嫌ナナメに。
おさがりでもらった千歳飴を持ったピン写真が撮りたかったのだけど「写真撮らないで!」「もう帰りたい~」と言い出しました。
その後ずっと私に甘えんぼでくっつきっぱなしで、一人だけで写る写真は撮れなかったです。
(私にくっついて離れたがらないので私以外とのツーショットもその後撮れなかった)
いい顔の写真は子供が飽きる前に撮ってしまいましょう。
子供は飽きるのが早いです。
どこで撮るかある程度決めておく
機嫌よくスムーズに終わらすために、絶対取りたいポイントがあればある程度決めておくと良いです。
「どこかいい撮影場所はないか」と探す時間を撮られているうちに子供が「帰りたいモード」になってしまうかもしれません。
行き慣れていない場所の場合、事前に調べておくと良いと思います。
そして
「お母さんとのツーショット!次はお父さんと!次はばあばと!最後に全員で!」
みたいな、本人だけ動かずに何度も何度も写真を撮られる間中ニコニコしててくれる子は稀だと思う。
子供のご機嫌優先でささっと写真を撮ってしまいましょう。
一番の目的はきっと別ですしね(写真も大きな目的だけど)。
お気に入りのぬいぐるみ・おやつを持って行く
小さいぬいぐるみを持って行ったおかげで七五三の祝詞を読んでもらっている間は静かにしていてくれました。
頭を下げるときもぬいぐるみをペコっと頭下げさせると一緒にやってくれる。
カメラを見てくれない時もカメラの上にちょこんとぬいぐるみを覗かせたり、頭の上に乗せてわざと落としたりするといい顔してくれます。
「これ終わったらおやつ食べようね」も効果バツグンでした。
大人の都合で強行スケジュールにしない
大人でさえつかれる着物。
子供ならなおさらです。
「せっかく着物を着ているのだから」とそのまま行動していきたくなるけど、子供はそうはいきません。
我が子の着物姿は筆舌に尽くせないほど可愛い
可愛すぎて本物のお姫様のような着物姿でした。
自分の子供が着物を着ているだけでこんな気持ちを味わえるなんて、ホント親って幸せものです。
後悔のない、子供にも無理のない着物という非日常をぜひ親子で楽しんでください!
コメント