図書館の超活用法【節約しながら知的好奇心が満たせる場所】

節約・お金

みなさん、本って買って読んでますか?

それともkindle派?

私は断然図書館で借りる派です!!



本って重いし引っ越すときに荷物になるし、本当に手元に置いておきたい本だけ棚に並べておきたい。

でも色んな本を読みたい。

※追記(2019.10.7) 
アマゾンプライムの特典が日常になじむにつれ、図書館に担ってもらっていた役割(音楽、読書)がタブレットに移ってきています。
図書館まで行く時間が節約出来るので読みたい物が決まっている時はアマゾンリーディングで読んでしまう。それでも図書館は図書館で魅力的なので今でも利用しています。

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せっかく税金を払っているのだから、図書館を最大限に活用しちゃいましょう。

きっとあなたも図書館に通いたくなるはず。

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メリット①図書だけでなくCD・DVD・雑誌・漫画も借りられる

普段利用しない人に言うと案外驚かれる点。

それが「CD・DVDも借りられる」ということ!

普段レンタル屋さんで借りているならレンタル代の節約にもなる。季節もののBGMのCDなんかもあるから家でのBGM探しにはうってつけ。

マイナスポイントとしては新作はすぐに借りられないこと。

数カ月してから図書館に入荷してきます。でも新しくて人気のあるCDはすぐ借りられてしまうので即予約してしまいましょう。

近くの図書館に置いてなくても「取り寄せ」が出来ます。ネット対応している自治体ならネットで在庫を調べてそのまま予約or取り寄せも簡単(最寄りの図書館を調べてみましょう)。

J-pop、ジャズ、クラシック、洋楽、果ては落語まであります。

雑誌に関しては最新号から置いてあります。

ファッション誌、趣味雑誌、鉄道とか将棋とか、これもまた幅広い。

最新号のレンタルはだいたいどこの図書館も禁止だと思うけど、一つ前の号からは貸し出し・予約が可能。

「&Premium」が大好きなのですが、買わずに図書館で読んでいます。

他に地元の耳寄り情報が載っている雑誌なんかも。


普段読まないような雑誌も読めるのが良いですね。

メリット②完全無料

貸出カード作るのも無料、図書館内をうろつくのも無料、時間をつぶすのも無料、パソコンを使うのも無料。

スバラシすぎる。

新聞とってなくても新聞が読めます。
もし気になった本を読んでみてつまらなくても、お金的な損失も0!

スバラシイ!!

本はだいたい週に3冊くらいのペースで読んでいます。でも、本って月に何冊も買うとなると地味に高い

毎週3冊読むとして、一冊約1000円で単純計算すると↓


1,000円×3冊×4週間=ひと月12,000円

12,000円×12カ月=144,000円!!!


ひえっ!!!

14万あったら旅行に行けるよ。

本は大好きだけど、こんなに払ってられません。

ていうか過去にはこれだけ払っていた時期がたった1年とはいえあったと思うと恐ろしい……
(↑新社会人1年目の頃。本当に何も考えていなかったと思う。)

図書館ならば、カフェのように飲み物代もかかりません。

その代わり、飲み物を持ち込んでの読書も出来ません。

主に借りた本を家で読むのでその辺はノープロブレム。お茶などを本にこぼさないよう気を付けましょう。

そういえば最近は蔦屋書店のようにまだ買う前の本読み放題のカフェ併設本屋さん、ありますね。

今後どんな形態の本屋さん・図書館が出てくるかわくわくする。

メリット③フリーWi-Fiがある

色々検索できる据え置きパソコンコーナーがある図書館もありますよ。

パソコン壊れたときや、そもそもパソコンなくて調べ物はスマホでまかなっているなんて人もエアコンの利いた図書館内でぜひどうぞ。

いざと言う時のWi-Fiスポットとして図書館を選択肢の一つに入れておくのも良いと思う。

メリット④読まねばならない期限が決まっている・空間の節約

「買っても読めずに溜まっていくばかり現象」、起こりがち。

私は基本「買ったら読めない」タイプ。

いつでも読めると思っちゃう。そんで積み読まっしぐら。

図書館は返却期限があるので期限を意識して読み進めることが出来る。

なんなら、その本に予約者がいなければ延長して借りることも可能。

そうやって図書館を利用していると「この本何度でも読みたい!!返したくない!!!」と思う本に出合うことがある。

そんな本こそ買うべきです。

一度ほとんど全ての本を断捨離した後に「今の自分に本当に必要な本」だけが増えていく今のような環境にしたら、以前のように「本棚のスペースが足りない」と思うことがなくなりました

よっぽどではない限り、読んだことのない本を衝動で買うことは今はもうありません。

たまに美しすぎる自然の写真集なんか立ち読みすると買いたくなっちゃうんですけどね。

メリット⑤興味の幅が広がる

我が家には2歳娘がいるので、図書館大活躍。

いろんな絵本を見せたいけど、そのすべてを買っていたらスペースもお金もなくなってしまう。



絵本だけではなくて自分も本を借りたいので、子供の本を読んだ後に私の本を選ぶのに付き合ってもらっています。

すると絵本以外に興味津々なんですよ。

美術本コーナーでは、勝手に興味ありそうな背表紙を見つけては取り出して中をみて「これじぶんでかりる!」と言う。

小説コーナーでも、どこら辺が惹かれる基準なのか分からないけれど本を出して、「この本すち(=好き)」と言ってくる。

雑誌コーナーではなぜか将棋の雑誌&時刻表がお気に入りの模様。

将棋も電車もそこまで好きではなさそうなのになぜだろう?

こどもだけではなく、それは大人も一緒ではないでしょうか。

見なければ、知らなければ、興味すら湧かなかったかもしれないことたくさんあるのでは。

図書館では職員さんが工夫を凝らしていろんなコーナー(月ごとにテーマを決めて本を紹介する等)を運営してくれています。

自分の新しい扉が開けるかもしれませんよ。

メリット⑥自習室の存在

図書館へはこどもと一緒に行くので最近お世話になっていない自習室。

静かでおちつきます。

資格勉強している時は結構お世話になっていました。

なにせ資格関連の本や過去問なんかも図書館にやまと置いてあるわけだし。

静かな場所でみんなそれぞれ集中している人たちに交じって一人になりたい、という時にもおすすめです。

メリット⑦絶版が読める

絵本ってなぜか絶版になりやすい。

「どうしても読みたい!!」と書店を探し回ったけれどどこにもなかった絵本は、結局図書館で読めました。

どんな古い本も、読んでみたいと思った本は一度図書館で検索かけてみてください。

もしくは司書さんに相談してみましょう。



逆にデメリットは?

  • 出たばかりの人気の本は予約しても1年待ちだったりする
  • 色んな人がいる(ご年配の方が多い印象)
  • 本の状態が良いとは限らない
  • 出たばかりの本が借りられるようになるまでタイムラグがある
  • 地域によって図書館の充実度に差がある

新刊に関しては、早く読みたければ買ってしまってつまらなければメルカリ等で売るのが一番確実でしょう。

私のように「読みたい本の予約順が回ってくるまでに他の読みたい本を読んでのんびり待てばよい」というタイプなら、図書館で十分事足りるのではと思う。

売って郵送するのも手間だし。

そして、本によっては「なぜ!?」と思うくらいやばい汚れ方している本もあり(滅多にないけれど)。

潔癖症の方には向かないよ、確実に。

「この本はなぜこんな姿になってしまったのか……」という妄想ストーリーを頭の中で想像して楽しむタイプの方なら、ぜひ図書館利用してみてください。

そしてあまりにも汚い本は一応読んだ後は手を洗った方が無難かもしれない。でも大体は綺麗な本です。

最もデメリットだと感じているのが、図書館の自治体格差

自治体を四回引っ越して住んだことがあるのですが、地域によって図書館サービスが全然違う。

都市が大きいほど、充実していました。

あまり充実していない(ただ本を置いてあるだけの)図書館しか利用したことなかったら、ここまで図書館推しにはならなかったと思う。

図書館力の底上げは、地域力の底上げになるんじゃないかと思うけどどうでしょう、偉い人。

図書館に縁がなかった人ほど行ってみてほしい

行ってみて「やっぱつまんね」となったら無理強いはしない。

でもね、図書館魅力的ですよ!!!!

ふらふらと棚中を何十分練り歩いても怪しまれることない。

自分のペースで気になる本を探し出すことが出来る。

「この本が読みたい」と決まっているなら買うorkindleが正解かもしれない。

ただ、宝探しのように自分の興味を引く一冊を背表紙がずらっとどこまでも並んでいる中から見つけ出す楽しさに一度でも心を持って行かれたら、図書館沼に引きずり込まれること間違いなし。

節約云々はきっかけにすぎません。

図書館の魔力に取りつかれたが最後、図書館ライフを満喫して活用しつくてほしいです。