離婚したとはいえ、子供がいる限り元夫との関係が切れることはない。
本音を言えば、もう一生関わりたくない。
娘に会えたのは元夫のおかげなのは理解している。
でも、家の中なら支配的になってもいいと思っている人となんて離婚したのだから縁を切って二度と会いたくなどない。
でもそれが出来ない。幸せになってほしい娘にあの人のことを「パパだよ」と教え続けないといけない。
面会は娘と父親が会うためのものだと分かっている。
でもそれにはたった5分程度とはいえ娘を託す時と帰してもらう時に顔を合わさなければならない。
数時間の間、無事に帰ってくるのか分からない不安と戦わないといけない。
娘がもっと成長して大きくなっていつか離婚した理由を聞きたがった時に「なんでそんな人間に私を会わせてたの？」と責められそうな気がする。
「娘」だから、不倫や女性関係のことを聞いたらかなりショックなんじゃないかと思う。
本当の理由を隠して本当の姿はぼかし続けて、「良いパパ」と刷り込んで会わせ続けないといけないのかと思ってしまう。
会わせたくないよ本当は。
「父親の悪口を絶対に言わず、娘が大きくなって自分で判断できるまで面会をもつ」と決めたのは他ならない自分。
でもそれで正しかったんだろうかと、面会前後にはいつも思う。
どうしてどんなケースでも「離れて暮らす親との交流は必要」だと裁判所は分かるの？
「元夫が会いたいと言っているから」「子供の権利だから」
子供の前で元夫の悪口なんて言っていない。
それでも、私が罵られていたのを見ていた娘は父親にそんなにいい感情を抱いていないのが伝わってくる。
裁判所や調停員がそんな風に面会を推し進めるのなら制度として最後まで責任持ってくれとも思う。
安心して面会できる環境を法整備してよ。
「これからも面会交流で会わなければならない。毅然としていなければならない。弱い部分を見せたら親権が奪われてしまう。強くいないといけない」
そう思って調停時に出来るだけ淡々としていたのは間違っていたのかもしれない。
共同親権の議論も必要かもしれないけど、面会中に子供が危害を加えられない・人の目がある場所で面会を実行してもらえる強制力がある何か、
民間じゃない、それこそ「親が離婚してしまった子の権利」として整備するのが先じゃないのか。
「勝手に離婚しといて、そんな不安くらい我慢しろ」って思われるのかな。
面会が本当に子供の健全な育成に影響があると思っているのかな。
心理学のデータで出ているのは「健全な夫婦が離婚した場合」に限られるんじゃないの？
面会が続く限り夫と連絡を取らなければいけない。
ラインで連絡を取っているのだけど、元夫からメッセージが来ていると分かった時は手が震える。
動悸がする（もちろん悪い意味の方）。
怖い。逃げたい。
でもそんなこと娘の前で言えない。
だから出来るだけ明るく「パパに会えるよ！どこかパパと行きたいとこはない？」と子供の前では何でもないことのように振る舞う。
「両親に愛されている」「自分は捨てられたのではない」と実感してほしいと願っている。
でも「パパに会えてよかったね」と言うのが本当に娘のためになるのか分からなくなる。それが辛い。
離婚時に散々相談に乗ってもらった友人たちに再度こんなことを相談するのも気が引けてしまう。
みんなそれぞれ忙しくて嫌なこともあって悩みもある日々に、いつまでもこの離婚に関することを聞いてもらうのは出来ない。
いつまでが「離婚」なんだろう。
離婚届を出しても元夫との離婚が終わった気がしない。
一生「離婚」に引きずられて生きていくのかな。
今の暮らし、自分の人生は幸せ。
離婚があっても幸せ。
だからこそ、元夫と娘の交流日が不安要素としてある。
「今後も面会があるからできるだけ穏便な関係を築こう」と思っても約束を破られたり嫌がらせをされたりする。
変わらないなと思う。
不倫が発覚したときに”俺は悪くない”という態度で責めてきた時から変わっていない。
人を傷つけるのが上手い人となんて娘を会わせたくない。
いちいち嫌がらせをしないと気が済まないような人に、娘を数時間預けるのが怖い。
面会後は「娘はちゃんと帰ってくるだろうか」と不安でたまらない。
もう弁護士さんがついていないからこそ、連絡が全てこちらに来る。
先に進んだと思うと気分が沈む。
確実に少しずつ進んでいるのは分かっている。
一年後には「一年前の自分頑張ったなぁ」と思っているでしょう。現に今の自分がそうだから。
今一年前に戻ってあの生活（元夫との生活）に逆戻りしたら間違いなく耐えられない。
でも「今」辛い。
すこし時間が経って気持ちが落ち着いてきましたので「夫からの連絡・面会交流が怖い現象への心理的な対策」を練ってみました。↓
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