離婚して早いものでマルひと月以上たちました。
思ったより落ち着いた離婚後を過ごしています。
2歳娘の様子
離婚前、まだ同居していた頃に色々不安定になっていた娘。離婚したらもっと不安定になって辛い思いをさせるのではというのが一番の心配事だったたけれど今のことろ逆っぽい。
いまはキャイキャイ騒いで目がキラキラしていて、数カ月前の娘とはだいぶ変わってきました。
不安定な言動も別居後にすっかり落ち着いてノビノビと過ごしているのが伝わってきてほっとします。
怒ったり、泣いたり、笑ったり、感情もストレートに甘えてくれる。好奇心旺盛でチャレンジ精神の塊。
環境の変化で感情を押し殺してしまうのではないかというのはとりあえず杞憂でよかったです。
「この子はおとなしい性格の子なんだろう」と離婚前に私も周囲の大人も思っていたのはただ元夫の怒鳴り等(私に対してであって基本的に娘に対してではなかったけれど)に萎縮していただけなのかもしれない。
「どんな父親(母親)でも必ず親子で一緒にいないと不幸になる」「なにがなんでも離婚しないのが子供のため」というのはやはり違うなと思う。
一年前、離婚をすると決意して本当に良かった。
来年4月には(おそらく)保育園に通いだして(転職が成功すれば)私もフルタイムになる。こんなに一緒にいられるのはあと数カ月で最後なのかなぁ。
娘の乳児時代は元夫の不倫等で精神的に余裕がなくて、娘の可愛さに集中できなかったことを後悔している。
今の娘の優しくてかわいくて素直で、うまくいかない時は癇癪をおこす姿、寝言でも「自分でやる!」と奮闘する姿、甘えん坊なところ、生意気なことも言えるようになってきた姿をたくさん覚えておきたいなぁ。
お金のこと
給与額は伏せますが仕事は職種で言えば事務、短時間勤務。保育園入ったらフルタイムの仕事に変えたい。お金を少しでも多く稼ぎたい。
今は私が見れない間は娘(待機児童)は両親やきょうだいに見てもらったりしてなんとかやっています。
関連記事どうしよう、「保育園児の募集人数0人」に非常に困っている【待機児童問題】
役所からもらえる母子家庭の手当ては申請して今は結果待ち。実家に両親と同居だからもしかしたらもらえないし取りあえずはもらえないものとして考えている。
想定外だったのは世帯(私と娘の世帯)収入が離婚前の半分以下に落ちた今の方が着実に貯金ができているという謎現象が起きていること。
いかに元夫がいかに散財していたかを思い知らされる。
今のところ保険代やスマホ代生活費交通費等もろもろ込みで月約6万の出費くらいに抑えています。
使い過ぎなのかちょうどいいのかよく分からないけどひと月6万は自分的には取りあえず及第点!
これからクリスマスや年末年始は6万は超えてくるだろうと思うのでイベントのない月はもう少し抑えたいけど、これ以上出費を減らすことに重点を置くよりもっと稼ぐ方にシフトした方がいいよねと考え中。
結婚していた頃渡される生活費をかなりケチられていたおかげで節約が趣味みたいになっているからなんだかんだ節約生活楽しい。
ポイントなんかを活用して節約効果を感じた時の達成感ってやる気でるよね。
お金のかからない子供との遊びもわくわくするし、たまにお出かけしてお金を使うのも楽しい。
車も持っていないのでそのあたりのお金がかからないのも大きい。そこまで頻繁に使わないので使う時は実家の車を借りています。
6万に出費が抑えられているのは実家暮らしで家賃もかかっていないのが感謝しかない。ほんとうに有り難い。
ただ、今後の課題としては実家を出て自立した暮らしをすること。
関連記事三世代同居で子育てすることの現実【いい面もあればその反対も】
そこに向けて計画を立てるのもまた楽しかったりするけど今後どうなっていくのやら不安ももちろんある。
実家にいさせてもらえているうちに出来るだけお金を貯めたい。
それにしてもこれだけ保育園に入れない状況で別居してすぐに家を見つけて家賃を払わなければならなくて仕事も見つからなかったら想像を絶する大変さだったはずだ。
逆に言えばこれから離婚を考えている方は↓
- 別居前から少額でも収入の確保
- 別居前から住む場所の確保
- 別居前からの保活(情報集めや役所への相談だけでも)
を離婚を迷ったその時からしておけば少しでも楽に別居・離婚が進められるのではと思う。
私は別居後すぐ仕事が出来て運が良かっただけで、もし住む場所も収入もなかったらと想像すると……いや、それでも離婚は確実にしただろうけどね。
貯金に回すお金、投資に回すお金、生活に使うお金、娘と自分に使うお金。
それぞれを自分で考えて決められるってこんなにも幸せなことだったんだなぁ。
自分で決められる幸せをかみしめています。
想像していた「シングルマザー暮らし」とはだいぶ違う今
世の中のシングルマザーのイメージってどんなんだろう。
貧困、生活保護、不幸、子供がかわいそう、常に余裕がない、将来が暗い、虐待、いじめられる、子供がみすぼらしい恰好をしている、世間体が悪い、ヤンママ、自分勝手、ワーキングプア、ネグレクトetc.
(↑全部離婚する前に耳にしたキーワード……)
そういう目でみてくる人もいるだろうし、実際離婚を考え始めた時にシングルマザーについて検索しまくった時もネガティブな検索結果ばかりだった。
「幸せになれない」という情報であふれてた。
だから別居するときは「1年くらい、場合によっては数年以上地獄の日々かもしれない」と覚悟していた。
けど、今拍子抜けしている。幸せすぎて。
幸せなのはまだシングル歴浅いからなのでしょうか?
平凡な毎日が幸せすぎて!
楽しかったら笑ってもいい。行きたい場所へ行ける。毎日元夫の顔色を窺う生活をしなくていい。「不倫を水に流せない方がおかしい」と攻撃してくる人も家の中にいない。
娘に「おはよう」と言えて「おやすみ」と言える。娘に毎日「大好き」と伝えることが出来る。
一緒に真っ黒に日焼けするまで遊ぶ夏を過ごせた。秋には何をしようと計画を立てられる幸せ。
元夫が「どんな手を使っても親権をとる」と主張していたあの頃の未来の見えない不安な日々もひとまず終わった。
結婚していた時よりもずっと今の方が未来が楽しみで仕方がない。
はじめて今の自治体の役所に母子家庭の相談に行った時も「また勝手に離婚したやつが来たよ」という目で見られるかなとビクビクしながら行ったら、もう信じられないくらい親身で涙が出そうだった。
世界の理は冷たいけど世の中は暖かいです。
とりあえず軌道には乗ってきたのかな?
決めないといけないことはまだまだあって、完全に落ち着いたとは言えません。考えないといけないことが次々出てくるし、落ち着く日なんて来ないのかもしれない。
それでも一年前の日記を読むと「ここから抜け出せたんだ」と自信がわいてくる。
がんばっていこう。
コメント