シングルマザーこそ経済について勉強した方がいい【ニーサに再挑戦するために知識を蓄える】

節約・お金
Image by Nattanan Kanchanaprat from Pixabay
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先日5年前に作ったニーサ口座が満期を迎えました!

ニーサ口座を作って5年経つと、ロールオーバーor全て売却してニーサ口座も解約or一般口座へ移行が選べるので私もその3つの選択肢から選択することになる。

私はニーサ口座の解約を選択しました。結果、全部売却して5万円の損失


勉強し直してまたニーサ口座を開く予定でいます。

銀行のお姉さんにはロールオーバーを強く勧められたけど解約を決めた理由。

それは素人のまま、知識のないまま投資をすることのやばさを痛感したから。

今回の5万円は勉強料として今後に活かしたい。

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5年の運用によりニーサで5万円の損失を出すに至るまで

ニーサが始まったのが2014年。いまからちょうど5年前。

そうです。20代半ばの私は始まってすぐのこの制度を利用してはじめての投資を始めました。

投資について全然知識のない状態。

ニーサ口座で投資をすると儲かった分が非課税になるという知識のみもっている状態で銀行へ。

「どこの投信を考えてますか?」と窓口で聞かれ「え……トウシンってなんでしょうか。ニーサがやってみたいです」と返すレベルでした(笑)

とりあえずニーサと言う制度が始まった。その波に乗り遅れたくないのでニーサがしてみたいです。

そんなことを銀行の窓口で伝えたら、親切に「このリートがおすすめです」と商品を教えてくれる。

インデックスファンドとアクティブファンドの違いも知らなかった。

プロがいいというんだから初心者は従っとけばとりあえず安心だろうという安直なカモでした。


こんな風にニーサしてたよ(失敗例)

どんな形でニーサ口座を運用していたかと言うと……↓


  1. 大手銀行で口座を開設
  2. 配当金が毎月分配されるやつ
  3. リート(REIT、不動産投資信託のこと)を購入した
  4. 約50万円分を一括購入後5年間放置
  5. しかし毎月の配当金はたまに降ろして生活費に充てていた

少し勉強した今なら分かる。

銀行(プロ)の言う通りなら間違いないだろう!

という甘い思考の若者が銀行にのこのこ出かけて行って、良い結果がついてくるわけないのです。



上記で唯一褒められる点て④約50万円分を一括購入だけですよね。投資の基本は「お金を寝かせず働かすこと」

無知のまま勉強もしないで投資を始めた馬鹿な自分が恥ずかしい。

運用報告書を読んでも良く分からなかった。

きっとわざと良く分からないように作ってあるのではと疑っていた。いや、あの時ちゃんと勉強すれば良かった。

5年前の私の何が問題だったか

今の知識で上記の装備に訂正を加えてみる↓


  1. 大手銀行で口座を開設→手数料の安いネット証券で口座を開く
  2. 配当金が毎月分配されるやつ→銀行に手数料を取られるので選択しない
  3. リート(REIT、不動産投資信託のこと)を購入した→リートには手を出さない
  4. 約50万円分を一括購入後5年間放置→◎
  5. しかし毎月の配当金はたまに降ろして生活費に充てていた→配当金は次の年のニーサ枠で活用

配当金は当時夫からもらえる生活費が足りなくてどうしようもない時に降ろして使っていました。

その配当金によってニーサ口座に入ってる資産が少しずつ目減りしていくなんて全く思いもしなかった。

調べれば良かっただけなんだけど無駄に謎の自信があったんです。「ニーサ口座だから大丈夫」みたいな。

しかも配当金を受け取るたびに手数料が発生するということはみじんも頭になかった。

「信託報酬」という言葉の意味、当初は「自分がもらえる配当金」だって思ってました(笑)

そしてリートは複利の恩恵が受けられない。「投資は複利あってこそ」と今なら思う。

これだけのことが身をもって分かるようになっただけ5万の損失は意味があったと思うことにしています。

適当にやって知識ない状態で何とかんるわけがない。

またニーサ口座を開設する日に向けて失敗を活かしたい。

時間のある時にまた別記事にて詳しく書いていけたらなと思っています。

経済の知識は誰も教えてくれない=損をする

行政からの手当てもそう。知らないと申請すらできない。

どんどん変わっていく社会の中で経済の仕組みも変化していく。

貨幣経済の中で生きているのなら、子供を大人になるまで育て守るためには必ずお金が必要。

今は勉強しようと思えば図書館やネットで無料で学ぶことが出来る(情報の質を見る目を養う必要もありますが)。

関連記事図書館の超活用法【節約しながら知的好奇心が満たせる場所】

シングルマザーこそ経済について知識を付けたほうがいい。知識は強力な武器になることは疑いようがない。

経済の本、案外面白いです。

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